ウィガン生まれ、リバプールアカデミー育ちのNEXTシャビ・アロンソ – ジェイク・ケイン

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ジェイク・ケイン スター候補生

ウィガン生まれのジェイク・ケインがリバプールアカデミーに加入したのは9歳のとき。2019年には初めてとなるプロ契約を結び、キャリアの第一歩を踏み出した。U18プレミアリーグを主戦場とし、UEFAユースリーグやひとつ上のプレミアリーグ2にも出場。FAカップシュルーズベリー・タウンFC戦でシニアデビューを果たし、期待度は高まる一方だ。

基本情報

名前:ジェイク・ケイン(Jake Cain)

誕生日:2001年9月2日

出身:イングランド ウィガン

ポジション:ミッドフィルダー

経歴:リバプール

長短のパスでゲームを組み立てる

ミッドフィルダーを主戦場として、巧みなボールコントロールと長短のパスで中盤から攻撃を組み立てる。その姿と俯瞰的に試合を見れるビジョンはかつてリバプールで活躍したシャビ・アロンソと似ている。左足から繰り出されるクロスやスルーパスで直接的に得点シーンも演出する。

90分走り抜く体力もあり、クロップサッカーで必要不可欠なプレッシングもこなす。ボール奪取能力は守備的MFとしては物足りないため、やはりインサイドMFが最適なポジションだろう。地元紙にはジョーダン・ヘンダーソンと比較されるほど期待されており、カーティス・ジョーンズとともに未来の中盤を支えてくれる存在になれう逸材。

守備的MFとしての可能性?

個人的にはフィジカルをもっと高め、ピンチを察する能力を身に付けられれば、守備的MFへの挑戦も否定したくはない。正確なロングボールを蹴れるだけに、センターバックの間に下がりつつ、現状フィルジル・ファンダイクが出すような前線へのロングフィードで相手の裏を付く攻撃を引き継げられるはずだ。現役選手で言えば、ネマニャ・マティッチ(マンU)のような選手になれるポテンシャルを感じざるを得ない。

18歳となったジェイク・ケインは期間こそ明かされていないものの、長期契約を結び、クラブからの信頼も窺い知れる。

来シーズンはカラバオカップやFAカップでより出場機会が得られるはず。中盤の主力が30歳になりつつあり、高齢化は否めない。新鮮さをトップチームに持ち込むためにも、出場した際には圧倒的なパフォーマンスを見せつけてもらいたい。

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