イングランドDFベン・ホワイトではなく、ノルウェー代表DFクリストフェル・アイェルにリバプールが接触か?

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kristoffer ajer移籍

2019/20シーズン途中からもリバプールの関心が伝えられ、リーズ・ユナイテッドのプレミアリーグ昇格に大きく貢献したベン・ホワイト。契約元のブライトンへと戻り、グレアム・ポッター監督のもとでの新シーズンに向けて準備を始めている。

デヤン・ロブレンを放出し、センターバックの補強が急務。ビリー・クメティオやキ=ヤナ・フーフェルら有望な若手は在籍するものの、そのままプレミアリーグで起用できるかと言われれば、不安が残る。ベン・ホワイトを狙っていると報じられるリバプールだが、移籍金が4000万ポンド(約56億円)にも上るとも言われ、獲得を躊躇っている。

その代替として、セルティック所属DFクリストフェル・アイェルへと方向転換している模様。リバプールファンであるアイェルとの個人契約がすんなりまとまる可能性は高いが、セルティックとの交渉は難航するかもしれない。

キルマーノックからスコットランド王者に加入したアイェルは、全コンペティション通じて49試合に出場し、4ゴール2アシストを記録。スコティッシュ・プレミアシップ制覇をバックラインから支え、急激に評価を高めている。プレースタイルは過去リバプールのディフェンスリーダーとして君臨したサミ・ヒーピアに近いか。

1.98mの高身長で、空中線にはめっぽう強い。またタックルにも定評があり、長い足を使って繰り出す深いタックルで、攻撃の芽を摘む。相手をいなせるだけの足下のテクニックも有しており、ロングボールも蹴れるのは魅力的だ。ただ、スピードには乏しく、プレミアリーグの速さには苦戦を強いられる可能性は否めない。

ACミランからの関心も報道されており、ステップアップの時期が迫って来ているのは確か。ただ、パンデミックの影響がありつつも、セルティックは財政的には安定しているようで、現金化目的での売却は望めない。つまりは、割安価格での移籍は難しい。

とはいえ、ベン・ホワイトより幾分安く獲得でき、オプションとしては面白い選択肢。フィルジル・ファンダイクの壁は厚すぎるが、ジョー・ゴメスやジョエル・マティプとの競争に勝てるだけのポテンシャルは見受けられる。個人的にはブライトンDFを優先して欲しいが、バックアップには高すぎる移籍金が障害になるのは致し方ない。

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