リバプールGKアリソン・ベッカーはまだまだタイトルに飢えに飢えている – さらなる栄光が待ち受ける?

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alisson - looking forward スタジアム

ASローマでバルセロナ相手に大逆転をした翌シーズンに、当時GK史上最も高い移籍金でリバプールへ加入したブラジル代表GKアリソン・ベッカー。最高額GKの座はすぐにチェルシーGKケパ・アリサバラガに更新されたが、アンフィールドでのパフォーマンスは移籍金以上の価値を示し続けている。

フィルジル・ファンダイクとともにディフェンスを引き締め、それまで脆かった守備を即座に立て直した。チャンピオンズリーグでは2シーズン連続でバルセロナに対して大逆転を経験。加入1年目でチャンピオンズリーグ制覇に貢献し、2年目だった昨シーズンは悲願のプレミアリーグ優勝を牽引。途中アドリアンが穴を埋めつつも、圧倒的存在感でゴールマウスを守り続けた。

過去2シーズンで栄光を手にしてきたアリソンだが、さらなるタイトル獲得への意欲は衰えていない。さらにタイトル奪還に挑むクラブに対して、まだまだ満足していないと警告している。

「僕たちの強みは毎年進化していると思う。勝利から得られる快感が、優勝したい気持ちをさらに掻き立てる。チャンピオンズリーグを制覇したけど、ふたたび優勝を狙いにいく。プレミアリーグを優勝したけど、連覇を狙いにいく。」

「過去2シーズンは素晴らしい成績を残した。そして、次に何ができるかを楽しみにしているよ。これまでの出来事には、神に感謝している。でも、もっとタイトルを獲得できると信じている。いまは準備をしている段階で、プレシーズンに励んでいるし、その時々でベストを尽くしているよ。」

勝者のメンタリティーは着実にリバプールに植え付けられており、昨シーズンは終了間際の強さからも垣間見れた。失点しても慌てずに、逆転で試合に勝利し続けてきた。そして、そのモチベーションが一向に落ちておらず、チェルシーを中心に大型補強を繰り返すクラブがある中で、来シーズンもサポーターを歓喜させてくれそうだ。

最後にアンフィールドにふたたびファンが押しかけ、「You’ll Never Walk Alone」を合唱し、要塞と化している本拠地での戦える日についても言及している。

「それは、みんな待ち望んでいるね。スタジアムでサポーターに囲まれて、ふたたび試合をする未来を楽しみにしている。ただ、その瞬間までは我慢しないといけないけど、実現した日は特別な一日になるはずさ。」

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