元リバプール選手の移籍動向を追跡 – ダニエル・スタリッジとボビー・ダンカン

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duncan + sturridge transfer 移籍

かつてルイス・スアレス、ラヒーム・スターリングとともに驚異の攻撃ユニットを作り上げた1人で、テクニカルなリズムのドリブルと高い得点能力でチームを牽引したのがダニエル・スタリッジ。もともと怪我がちな選手で、ユルゲン・クロップ監督が就任してからは度重なる怪我に悩まされ、満足のいくパフォーマンスを発揮できない日々が続いた。

コンディションが整いにくい選手は使いづらく、アンフィールドを沸かせたゴールハンターは、新たな爆発的な攻撃ユニット(ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ、モハメド・サラー)の陰に隠れるかのように、控えを務めることが多くなる。2018/19チャンピオンズリーグ制覇を最後にチームを退団したスタリッジはトルコに新天地を求めた。

だが、2019年レンタル移籍に伴うギャンブル規則の違反が発覚し、4ヶ月間の出場停止処分を受け、所属していたトラブゾンスポルは契約を解除。出場停止が明けてからも所属先は決まらず、無所属状態が続いていた。そんな元イングランド代表FWが、ノン・リーグで戦うキッズグローブアスレチックFCの練習に参加しているようだ。

正式契約とかがあるわけではないため、プロ契約が結べるかは不明。それでも、ふたたびピッチでプレーする ダニエル・スタリッジを見てみたい。しっかりとコンディションを整えれば、実力は申し分ない。新天地になるかもしれないキッズグローブアスレチックFCでの活躍を期待したい。

一方、トップチームに上がる前にリバプールを後にしたボビー・ダンカンがイングランド帰還を果たした。フィオレンティーナからダービー・カウンティへの移籍が正式に発表された。19歳FWはU23に加わり、ダービーでの生活をスタートさせる。

昨年にはリバプールと半ばケンカ別れとなったボビー・ダンカン。彼のエージェントが「精神的に苦痛を与えている」としてクラブを非難したことをキッカケに関係性が悪化。のちに、クラブは正式に否定している。フィオレンティーナは180万ポンド(約2.5億円)で獲得したが、1年での放出となった。

ダービー・カウンティのアカデミー・ディレクターであるダレン・ヴァッサルは公式サイトで以下のように述べ、加入を歓迎している。

「ボビー・ダンカンは高いポテンシャルを備えており、ダービー・カウンティへの入団を選んでくれたことを喜んでいます。」

問題の多いエージェントで選手の気苦労も多いが、ウィガン・アスレティクスやマンチェスター・シティを渡り歩いており、そろそろ一つのクラブで実績を積み上げていくキャリアの転換期を迎えている。まずはトップチームへの昇格を目標に、日々のトレーニングに励んでほしい。

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