ハリー・ウィルソンは残留か!?リバプールがバーンリーからのオファーを拒否!

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オーストリアでのプレシーズンに参加していたものの、プレシーズンマッチでの出場機会がなく、その後も試合出場がままならない。先日カラバオカップ4回戦アーセナル戦で先発出場したが、移籍の報道の熱は冷めない。今夏の移籍市場で放出候補筆頭と言われ続けてきたハリー・ウィルソンは、残留するのか、もしくは出場機会を求めて移籍を選択するのか。

そんな状況下で、バーンリーが1200万ポンド(約16.8億円)でのオファーを提示した。かねてから獲得を熱望したバーンリー。プレミアリーグが開幕して以来、なかなか成績が上がらない中で、クロスの精度やプレースキックに定評があるウェールズ代表MFは大きな武器となるはずだ。

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同じく獲得に興味を示していたアストン・ビラやリーズ・ユナイテッドはすでに獲得レースから撤退している。アストン・ビラはオリンピック・リヨンからブルキナファソ代表FWベルトラン・トラオレを獲得している。一方、リーズはマンチェスター・ユナイテッドで戦力外となっているダニエル・ジェームズの獲得を狙っているそうだ。

ライバルチームの撤退に伴い、バーンリーが移籍先として最有力となったわけだが、バーンリーからのオファーをリバプールは拒否した。もともと評価額を1500万ポンド(約21億円)と設定しており、あと300万ポンド(約4.2億円)足りていないと判断した。リバプールは評価額を下げるつもりはなく、バーンリーはオファー額の引き上げが求められている。

交渉は続いているようだが、リバプールが金額を譲らないとなれば可能性として、バーンリーが他の候補者へと目移りするかもしれない。ただ、ハリー・ウィルソンが残留することに前向きなコメントを残しているプレミア王者だけに、来年1月の移籍市場での売却も視野に入れているはず。チームメイトのシェルダン・シャキリにも移籍の噂があり、前線の枚数を残す意味合いでも、今夏は静止の構えに落ち着く可能性も否めない。

昨シーズンはボーンマスで主力として活躍し、プレミアリーグでの実力を証明している。2005年にリバプールアカデミーに入団したハリー・ウィルソンは順調に成長を遂げたものの、強力すぎるフロントスリーの壁を崩せずに、一昨年もチャンピオンシップのダービー・カウンティで躍動していた。23歳となり、キャリアを考えると出場機会が喉から手が出るほどに欲しいだろう。

残留にせよ、移籍にせよ…プレミアリーグを舞台に活躍し、ウェールズ代表でもガレス・ベイル世代を引き継げるだけのポテンシャルを有している選手だけに、ベストな選択をクラブと話し合いながら選んで欲しい…と、切に願う。

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