マルコ・グルイッチがふたたびローン移籍へ – ドイツではなく、今度はポルトガルの地で武者修行

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プレシーズンマッチやカラバオカップで好パフォーマンスを見せたマルコ・グルイッチ。残留の可能性も伝えられていたものの、チアゴ・アルカンタラが加わり、バルセロナ移籍騒動に揺れたジョルジニオ・ワイナルドゥムも残留しており、首脳陣の評価を覆すには至らなかった。

2016年にリバプールに加入したセルビア代表MFには、今夏の移籍市場で完全移籍が実現したかもしれないようだ。過去2シーズン、ブンデスリーガのヘルタ・ベルリンに在籍し、チームの主力として活躍した実績を買われ、ヴェルダー・ブレーメンへの移籍が近づいていた。ただ、1800万ポンド(約25.2億円)でのオファーは成立せず、移籍市場は終了を迎えた。リバプールの評価額が高すぎたことが原因のようで、ブレーメンは撤退を決めた。

そして、今回ポルトガルの強豪ポルトFCへのローン移籍が決定。契約期間は1年間で、グルイッチ本人はチャンピオンズリーグでの挑戦を心待ちにしている。また、プレミアリーグ開幕から好調を維持しているウエスト・ハムからブラジル人FWフェリペ・アンデルソンをローンでの獲得を発表しており、ヨーロッパを戦うための戦力を集めている。ポルトFCはマンチェスター・シティ、マルセイユ、オリンピアコスと同じグループに入っている。

少し話がそれるが、プレミアリーグで一番のライバルであるマンチェスター・シティに加えて、酒井宏樹と長友佑都の日本代表選手2名が在籍しているマルセイユとの対戦は非常に興味深い。それに、今夏リバプールに加入したコスタス・ツィミカスの前所属オリンピアコスも常連であり、チャンピオズリーグでの経験は豊富だ。

注目度満点のポルトへの加入が決まった背景には、チーム事情も大きく影響している。マルコ・グルイッチやシェルダン・シャキリの移籍先を探していたが、リバプールの要求額に見合うオファーは届かずに、完全移籍の道は閉ざされた。(※イングランド国内での移籍なら16日まで可能性あり)

プレミアリーグおよびチャンピオンズリーグへ参加する選手登録期限が迫っており、17名までノン・ホームグロウン選手が登録できる。しかし、今のところ18名のノン・ホームグロウン選手が在籍しており、1名は選手登録リストの変更ができる来年1月まで出場できないことになってしまう。

マルコ・グルイッチやシェルダン・シャキリか…スイス代表FWシャキリがコロナに感染してしまった影響があるのかもしれないし、ローン移籍のオファーがなかったのかもしれないが、マルコ・グルイッチがチームを離れる判断が下された。

ただし、国内移籍市場はまだオープンであり、シャキリや同じく完全移籍が話題に上がっていたハリー・ウィルソンが新たなクラブでプレーする可能性も大いにある。ポリシーとして、評価額以下のオファーには断固拒否の姿勢を示してきたリバプールだが、若干人員整理に失敗した印象は否めない。他方、スケジュールが厳しいシーズンだけに、計算できる選手がたくさん在籍しているのはポジティブな面と言える。

ヘルタ・ベルリンでの躍動をポルトガルの地で再現し、ユルゲン・クロップ監督含むコーチ陣の評価をひっくり返すことができるのか。セルビア代表MFのパフォーマンスには、今季も着目していきたい。

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