リバプールの将来を担うセンターバックとして、ライプツィヒ所属フランス代表DFダヨ・ウパメカノを狙っても面白い!

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Upamecano to join LFC? 移籍

今年の移籍市場でアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドなどプレミアリーグの強豪がこぞって興味を示していたダヨ・ウパメカノ。2017年の冬に兄弟クラブRBザルツブルグからRBライプツィヒに加入したセンターバックは、以来ブンデスリーガで評価を高め続け、将来が嘱望される一人に数えられるようになった。

2020年9月フランスのフル代表デビューを飾った逸材は、今夏の移籍市場では人気銘柄に挙げられていた。約3年を過ごしたライプツィヒからステップアップの時期に近づいていることは事実であり、アーセナルを筆頭に数多くのプレミアリーグ所属クラブから動向を探られ続けた。毎日のように移籍報道が出ては消えていたが、最終的には残留に落ち着いた。

ドイツの地では117試合に出場しており、センターバックとして確固たる地位を築いている。ブンデスリーガでも屈指のDFとして認識されており、その去就は誰もが注目している。レッドブル産DFはプレミアリーグに次のキャリアを求めるのだろうか。

リバプールはここ数試合で守備陣の崩壊が危惧されている。プレミアリーグ開幕戦では昇格組リーズ・ユナイテッド相手に3失点。チェルシー、アーセナルには堅実なプレーを見せたものの、アストン・ビラ戦では7失点の歴史的大敗を喫した。不運な部分も否めないが、ハイラインの後ろをことごとく抜かれ、守備陣はうまく対応できなかった。

デヤン・ロブレンがチームを去ったが、クラブは誰も補強せず。リーダーのフィルジル・ファンダイクに、ジョー・ゴメス、怪我がちのジョエル・マティプの3枚に加えて、CBとしてプレー可能なファビーニョが第4CBで控える。若手のセップ・ファン・デン・ベルフとビリー・クメティオはまだ実力不足と言わざるを得ない。

アドリアンとともに、批判の的になっているジョー・ゴメス。後半からファビーニョがセンターバックに入り、ディフェンスは明らかに安定していたため、ジョー・ゴメスのパフォーマンスがいかに悪いものであったかが理解できる。イングランド代表CBとしては、国際試合を挟んで、パフォーマンスレベルを早々に戻さないといけない。

その一方で、補強も検討しなければいけない。ファンダイクやマティプはともに30歳間近であり、世代交代も視野に入れていく必要がある。今夏で言えば、昨シーズンにリーズ・ユナイテッドでブレークし、ローン元のブライトンに戻ったベン・ホワイトを最優先に狙っていたと伝えられた。来年の夏にも再チャレンジするのが濃厚であり、イングランド若手の中でも将来が嘱望されるセンターバックである。
リバプールはベン・ホワイトに加えて、ダヨ・ウパメカノへの興味を強めているようだ。21歳にして、チャンピオンズリーグでの経験も豊富で屈強なDFもまた、リバプールの将来を担えるだけのポテンシャル、むしろ実力をすでに示し続けている。ボール扱いにも優れ、対人守備も抜群で、風格すら感じる。

さらにリバプールとレッドブルグループとの関係性も良好で、プレースタイルも似通っている。過去に、ナビ・ケイタ(ライプツィヒ)や南野拓実(ザルツブルグ)を直接獲得しており、同じルートからの補強は十分に考えられる。

資金が確保でき、全ての交渉がうまく行けば、ファン・ダイクとジョー・ゴメスを基本ユニットに、ベン・ホワイトとダヨ・ウパメカノと強力すぎるセンターバックラインが完成する。バックアップにおいて置くのがもったいないほどの選手たちであり、競争は激化必須。サポーターから見ればワクワクが止まらないが、ベンチに座る可能性を受け入れて、プレミアリーグ王者に加入するか未知数と言わざるを得ない。

遅くとも、次の移籍市場がオープンするのが、来年1月。チアゴ・アルカンタラとディオゴ・ジョッタ、コスタス・ツィミカスと積極補強を行っただけに、大物選手の獲得は来年の夏になるかもしれない。続々と若手選手には投資しており、彼らの成長を追いながらも、ピンポイントで世界的な若手選手をクラブに加えることになるのだろうか?

状況は刻一刻と変わるため、長い目で見守っていきたいところ…

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