元リバプールMFダニー・マーフィーがジョー・ゴメスの低調なパフォーマンスを辛辣に批判

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1997年にリバプール加入したダニー・マーフィーは主に右サイドMFとして活躍。正確なクロスやパスでチームに貢献し、コーナーやフリーキックにおいても高い精度のパスを供給し続けた。ハードワーカーでもあり、若かりしスティーブン・ジェラードともプレー経験あり。リバプール退団後は、チャールトンやフルハムを渡り歩き、2013年に現役引退を表明した。

プレミアリーグの次の相手でノリに乗っているエバートンのホームに乗り込むレッズは、前節アストン・ビラに大敗を喫しており、インターナショナルブレイクを挟んで、本来の姿に戻らなければならない。そんな状況下において、リバプール事情にも詳しいダニー・マーフィーは、ユルゲン・クロップ監督にマージーサイドダービーではジョー・ゴメスをスタメンから外すように進言している。

「アストン・ビラでの敗戦は言い訳できない。特にジョー・ゴメスは、今シーズン通して苦戦している。彼は自信を失っているように映るし、フィットしているようにも見えない。監督にとっては、彼を炎上しているディフェンスラインから外すかどうか…大きな決断に直面している。」

「こういった決断は常に扱いが難しい。選手によってはベンチ座ることで、考えをまとめて、一皮剥けて戻ってこれる。私が調子が上がらないときは、スタメンから外れ追い込むことを好んだし、それによって調子を取り戻していた。私にとっては、(スタメン落ちという)困難に立ち向かうことで好転したけど、選手次第では自信を失わせるだけになってしまう。」

「ゴメスの性格まで把握はしてない。でも外から見ている限り、リバプールにとって、マージーサイドダービーではファビーニョをフィルジル・ファンダイクのパートナー据えた方が良いかもしれない。中盤には良い選手がたくさん控えてるし。」

「バックフォー(デフェンスライン)の真ん中は、ピッチ上で肝心な要になる。特に毎試合でゴールを奪っているドミニク・カルバート=ルーイン要するエバートンの前線の3枚に対応するには、いままで以上に重要な役割となる。」

ダニー・マーフィーはジョー・ゴメスの今シーズンのパフォーマンスを低調と考えており、先発から外す策を施し、ゴメスに発破をかけるべきであると発言している。確かに、リーズ・ユナイテッドやアストン・ビラ戦でのプレーは褒められたものではなかったし、ここ数シーズンと比較しても、パフォーマンスレベルは落ちていると言わざるを得ないだろう。

一方、アストン・ビラ戦では後半からセンターバックを務めたファビーニョは堅実なプレーで応えた。顔に当たったゴールがそのままゴールに吸い込まれるなど不運な得点もあったが、全体的に守備を引き締め、完全に崩されていたディフェンスラインを立て直した。さらに、2節のチェルシー戦ではCBとして先発しており、大型補強のチェルシー攻撃陣をシャットアウトしてみせた。今シーズンのクリーンシートはその試合のみ…

開幕戦から新戦力が輝きを放ち、豪華な前線を有するエバートン相手に、不安定なジョー・ゴメスを起用するのはギャンブルになる可能性も否めない。イングランド代表で劇的に好転していれば良いが、そうでなければ、ファビーニョをセンターバックに起き、ジョーダン・ヘンダーソンを中盤の底に置くのが現実的に思える。フィットしてれば、チアゴ・アルカンタラという選択肢も面白い。

いずれにせよ、選択するのはユルゲン・クロップ監督だ。前節の苦い結果から、好調エバートン相手にどう乗り越えるのか、非常に楽しみである。仮に、エバートンに勝利できれば、ジョー・ゴメス含めて、一気に上昇気流に乗れるかもしれない。

10月17日20:30(日本時間)が待ち遠しすぎる…

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