フィルジル・ファンダイク負傷のピンチを救うかもしれない逸材…イングランドU-21代表DFリース・ウィリアムズ

スポンサーリンク
rhys williamsスター候補生

ジョーダン・ピックフォードの不用意なタックルを受け負傷交代したフィルジル・ファンダイク。その後、精密検査の結果ACL(前十字靭帯)を負傷しており、手術が必要になることが判明。復帰までは相当の時間がかかる見込みで、冬の移籍市場でもセンターバック獲得がまことしやかに囁かれている。

センターバックの枚数だけではなく、ディフェンスリーダーを欠くリバプールには大打撃すぎる事態だ。まさに緊急事態であり、その上でジョエル・マティプが近年怪我がちで、早速離脱。チャンピオンズリーグ初戦アヤックス戦で先発したファビーニョとジョー・ゴメスのコンビしかいない状況に陥っている。どちらかが負傷した場合は、若手選手に頼らざるを得ない。

来年1月に移籍市場が再開するまでは約2ヶ月間は現有戦力で戦わないといけない厳しい状況において、ファンダイクの後釜を担えるかもしれない若手センターバックが登場した。プレストン出身DFリース・ウィリアムズは今シーズンのカラバオカップに2戦連続で先発出場し、アヤックス戦でも途中出場し、チャンピオンズリーグデビューを飾った。

現在19歳のウィリアムズは、10歳のときにリバプールアカデミーに加入。順調にステップアップし続け、UEFAユースリーグでもレギュラーとして活躍。2019年2月に自身初めてとなるプロ契約を結び、直近ではイングランドU-21代表にも召集され、クラブと代表レベルで着実な成長を遂げている。2020年9月に行われたカラバオカップのリンカーン・シティ戦でトップチームデビューしている。

恵まれた体躯を生かした空中戦や対人守備にも優れる。長い手足でのスライディングやボール奪取も持ち味で、ポテンシャルの高さを感じさせる。さらに、現代センターバックに必須となるボールコントロールも問題なく、前線へのロングフィードも精度が高い。トップチームの選手で言えば、ファビーニョに近い印象を受ける。

パワー系のディフェンダーよりも、技巧派ディフェンダーであるものの、フィジカルの向上は必須。プレミアリーグの肉体系フォワードと張り合うには、線が細い印象は否めない。また、ポジショニングや判断スピードもどんどん上げていかなければ、インテンシティが高く、プレースピードも早いイングランドサッカーでは通用しない。

少しずつ育てていく計画であったはずだが、今回の緊急事態。ジョエル・マティプもなかなか計算立たず、ジョー・ゴメスも好不調の波が激しい。守備的MFファビーニョが最も安定したセンターバックを務める状況だけに、リース・ウィリアムズにもチャンスが巡ってくる可能性は大いにある。経験値がないだけに怖さもあるが、一方で大化けできる環境でもある。

チャンピオンズリーグのグループステージで若干戦力が劣るFCミッティラン、プレミアリーグでも実力差の大きいフラムやウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンとの対戦で使ってみても面白そうだ。今シーズンは日程的にも厳しく、怪我になる可能性が普段のシーズンよりも格段に上がっている。

フィルジル・ファンダイクの復帰へのロードマップが発表されておらず、今冬でのセンターバック獲得の見込みを含めると、直近2ヶ月をどう乗り切るかがリバプールにとっては鍵となる。守備の要の代わりが務まるとは思っていない。それでも、才能溢れる若手DFリース・ウィリアムズにかかる期待は大きい。

タイトルとURLをコピーしました