リバプール指揮官ユルゲン・クロップが、メディアからのロベルト・フィルミーノに関する質問に困惑…

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Klopp comments on Roberto Firmino チーム

4500万ポンド(約63億円)でリバプールに加入したポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ。10試合で7ゴールと、モハメド・サラーやサディオ・マネに劣らずの活躍を見せ、先日のアタランタ戦ではイタリアの地でハットトリックを決め、評価は鰻登り。移籍金が安価にも思える活躍に、最強フロントスリーの一角であるブラジル代表FWロベルト・フィルミーノのパフォーマンスが疑問視されている。

アタランタ戦では、フィルミーノに代わり、ジョッタが前線3枚の一翼を担い、見事な結果を残した。途中出場のブラジル代表FWは、チャンスはあったが決めきれずに、ライバルが目立つ格好となった。プレミアリーグにおいても、前々節と前節で決勝点をマークしたポルトガル代表FWに対し、フィルミーノはここまでわずか1得点。アシストは2つ記録しているが、数字上ではジョッタがリードしている。

過去2シーズンに渡りマネとサラーと世界屈指の攻撃陣を率いてきたフィルミーノが、窮地に立たされている。メディアが騒ぎ立ててる感が凄まじいが、強力なライバルの出現は事実であり、ポジションにも制限がある以上、激しい競争に晒されているのは間違いない。

元々攻撃的MFだったブラジル代表FWに、センターフォワードとして役割を与え、世間では「フィルミーノロール」を作り上げた張本人ユルゲン・クロップ監督が記者会見で、フィルミーノの重要性を改めて強調した。

「ボビー・フィルミーノについては一言も話す必要性がないし、クラブにとってどれだけ重要か話すために時間を無駄にしたくない。」

「理解できない人々のことは、正直関係ないと思ってる。彼は得点しなかった多くの試合においても、”違い”を作ってきた。他の試合では、得点も決めている。いまここで、ボビー・フィルミーノのクオリティを解説しなければいけないのは、とっても困惑してしまうね。」

「残念だけど、彼ら(理解できない人々)はどうしようもないな。見ようともしない人々に理解を促すのは難しい。」

数字には残らない絶大なる貢献が、ブラジル代表FWの持ち味とも言える。前線で体を張りつつも、巧みなテクニックとパスセンスで、マネとサラーとの連携しながら得点シーンを作り上げる。昨シーズンからは中盤に下がって、深い位置から創造性を発揮し、引いて守る相手を崩す役割も担っている。ゴールから遠ざかるため、数字が残せないのは致し方ない。

加えると、ファーストディフェンダーとしての貢献度も非常に高い。的確なポジション取りで、千tーバックにプレッシャーを与え続けならが、中盤の選手へのパスコースを消し、自由に攻撃をさせない。ピンチには最終ライン付近まで下がり、ボール奪取に参加する。ゴールを決めるだけではないフォワードだけに、ゴールやアシストだけで評価できないのである。

クロップ監督が意図しているのは、このあたりの貢献具合。試合を通しての動きの質は、リバプールに欠かせないものであり、高いパフォーマンスを披露し続けている。やるべきことが多すぎる役割だけに、いまやフィルミーノ以外には遂行できる選手がいないほどだ。

唯一無二の選手ロベルト・フィルミーノ…引き続きリバプールでの活躍を願っている!

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