【総まとめ】今シーズン限りで契約満了を迎えるリバプール選手たち

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Three players set to expire current contract next Juneチーム

正社員ではないサッカー選手にとって、契約期限は付き物だ。活躍しなければ更新されず、メスト・エジルなど稀に高給を受け取る一方で、クラブの構想から外れ、試合に出ずに給料だけが振り込まれる歪な関係を生み出す。

一方で、新たなチャレンジや契約改善を求めて、契約延長を固辞する選手もいる。今夏リバプールに加わったチアゴ・アルカンタラがまさに新たな挑戦を求め、バイエルン・ミュンヘンとの延長交渉を拒否し、フリートランスファーになる前に完全移籍での放出を容認した。

無論、リバプールも例外ではない。昨シーズン終了時には、アダム・ララーナが契約満了に伴い退団し、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンへと移籍した。あまりニュースにならなかったが、ナサニエル・クラインも同様に満了での退団となり、クリスタル・パレスの練習に参加し、見事に契約を勝ち取っている。

では、来年6月末に契約終了を迎えるボスマン・プレーヤーをまとめてご紹介。来年の頭からはクラブの了承なしに移籍交渉が可能となるため、各チームが契約延長か今冬での放出か…はたまた来夏にフリーでの移籍を容認するか判断が迫られている。

ジョルジニオ・ワイナルドゥム

Georginio Gregion Emile Wijnaldum contract expires

今シーズンは夏から話題に上がっているオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの契約延長に頭を悩まされ続けている。夏にユルゲン・クロップ監督との良好な対談がなされたようだが、その後は進展がない。バルセロナからの興味が伝えられているが、他にも欲しがるクラブは複数出てきそうな気配である。

無尽蔵のスタミナで中盤を支え続ける陰の立役者。チャンピオンズリーグ2018-19では、準決勝のバルセロナ戦での2ゴールが印象的。30年ぶりのプレミアリーグ制覇にも攻守に活躍し、いまやチームに欠かせない選手となっている。

チアゴ・アルカンタラ加入でポジションが危ぶまれたが、チアゴの負傷もあり、タイトなスケジュールで連日スタメン出場を続けている。怪我人続出のチームにおいて、頑丈さはありがたい。毎試合で安定的なパフォーマンスを供給し、ほんとに頼れる存在である。

リバプールは契約延長に向けて、なんでもする構えだ。大幅な給料アップで新契約をオファーしたとの報道も出ているが、具体性を帯びていないのは気がかり。本人も新しいチャレンジに意欲的との報道もあり、説得も最終局面に近づいている。

仮に合意できずとも今冬での売却は考えられないため、来年夏にフリーで退団となるだろう。その場合は、代わりの選手を獲得せねばらず、補強プランの策定が必須となる。すでにリストアップは行っているはずだが、ワイナルドゥムには残留の決断を下して欲しい…

ポジション:ミッドフィルダー

契約終了日:2021年6月30日

残留可能性:50%

アドリアン

Adrian contract expires

昨シーズンは開幕から出場機会に恵まれれた。ウェストハムからフリー移籍で加入したスペイン人GKアドリアンは、抜群のシュートストップとプレミアリーグでの経験を武器に、アリソン・ベッカーが怪我で離脱した間、ゴールポストを見事に守り切った。

ベンチでもムードメーカーで、チームを明るくできる存在。滲み出る優しさが顔に出ており、陽気な雰囲気をもたらしてくれる。トレーニングでも明るく振る舞い、練習に活気を加える。ピッチ内外で、バックアップGKとしての役割を全うしている。

ただ、今シーズンは非難に晒されている。大敗を喫したアストン・ビラ戦では、すべての始まりとなる先制点をミスから献上。ジョー・ゴメスとの連携が図れず、ボールを簡単に奪われてしまった。ポジショニングや指示出し、ボール扱いなど安定感に欠けるパフォーマンスはアリソンの偉大さを露呈する形になってしまった。

先日行われたチャンピオンズリーグでは、若手GKクィービーン・ケレハーにポジションを奪われ、立場が危うくなっている。契約が来年6月いっぱいとなっているが、契約延長の可能性は限りなく低い。第3GKとして残る選択肢がないわけでもないが、第2GKの座はケレハー、もしくは新たに加わるかもしれないGKが務めるはずだ。

ポジション:ゴールキーパー

契約終了日:2021年6月30日

残留可能性:20%(第3GKの可能性)

ナサニエル・フィリップス

Nathaniel Harry Phillip contract expires

完全移籍はもとより、ローン移籍の可能性が高まったが、最終的には残留したパワフルなセンターバック。フィルジル・ファンダイクやジョー・ゴメス、ジョエル・マティプと盤石な守備陣を擁しており、ファビーニョが4番手に控えている。ロシアへと旅立ったデヤン・ロブレンの不在を感じさせず、出番に恵まれなかった。

しかし、チャンスは突然訪れる。ファンダイクとゴメスが長期離脱で戦線を離れると、ファビーニョも筋肉系トラブルで短期的に離脱。19歳リース・ウィリアムズとローテーションで起用されるように。ファビーニョ復帰後も定期的に出番を得ている。

強靭なフィジカルとヘディングが大きな魅力のフィリップスだけに、ウェストハム戦では特長をおおきに活かし、チームの勝利に貢献した。一方で、アーロン・コノリーやニール・モペイら走力に優れ、ちょこまかと走り続ける選手相手には明らかに苦労していた。

プレミアリーグ毎試合で、高いパフォーマンスを披露するには能力が足りず、総合的な守備力も劣っている。23歳という年齢からも、若手枠にはリース・ウィリアムズを優先するはず。ハイラインを保つディフェンスラインだけに、足の遅さは致命傷。獲得が噂される新たなセンターバックにポジションを明け渡すだろう。

ファンダイクとゴメスが復帰する来シーズンはさらなる競争の激化が予想され、ベンチにすら入れない日々が続くだろう。選手としては好ましくない環境に置かれるため、移籍を視野に入れていると思われる。リバプールも熱心に残留に向けた説得はしないと予想できる。

ポジション:ディフェンダー

契約終了日:2021年6月30日

残留可能性:0%

まずは、兎にも角にもジョルジニオ・ワイナルドゥムとの新契約締結が最優先課題。オランダ代表との新契約を結び、来年に臨みたい。そして、来年1月の移籍市場においては、センターバック獲得に専念できる状況を作り上げたいところだ。

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