ユルゲン・クロップ監督…『(今冬の移籍市場で)誰も獲得できずとも、5歳児のように泣き喚いたりはしない!!』

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Jurgen Klopp won't cry like a 5-year-old kid試合

リバプールは近年ではあり得なかった絶不調に陥っている。引いた相手に対して、ゴール前でのアイデアや精度を欠き、得点を奪えずにいると、素早いカウンターから一転してピンチに陥る。徹底した相手の戦術を覆せず、プレミアリーグ直近5試合で勝ち点たったの3ポイントに留まっている。

新型コロナのパンデミックにより、夏休みが短縮された上で、毎週2試合をこなす過密日程で、選手たちの身体は悲鳴を上げている。さらには、主力選手や控え組にも負傷者が続出した結果、特定のs選手への負荷が相当なもの。フロントスリーの動きが重たそうなのは、素人目にも理解できる。

とくに痛かったのが、ディフェンスリーダーであるフィルジル・ファンダイクを始め、本職センターバック陣に怪我が相次いだこと。さらに、前線でロベルト・フィルミーノやサディオ・マネ、モハメド・サラーのレギュラーの座を脅かすほどに活躍していたディオゴ・ジョッタの長期離脱。前線は控え組との実力差が顕著になり、守備陣はファビーニョや若手でやり繰りせざるを得なかった。

負傷者が戻ってきてはいるものの、センターバックは今冬に必ず獲得すべきであると訴えるリバプールOBも多く、サポーターにとっても補強を期待する声があちこちで挙がっていた。新たなセンターバック候補を予想するゴシップ誌も盛り上がりを見せ、世界レベルでなくとも、枚数を稼ぐために誰かしらを獲得するように思えた。

しかし、ここまで獲得に近づいているという報道すら出てこない。スカウティングは行っているようだが、具体的なオファーまでは進捗していない。最大の理由は、パンデミックによる財政悪化。他のクラブ同様に収入が激減したリバプールにとって、多額の移籍金を準備することが難しい背景を、ユルゲン・クロップ監督が説明している。

「欲するものが手に入らなくても、もう5歳児ではないから、泣き始めたりしないよ。」

「過去を振り返っても、ほとんど欲しいものを手にしたことがない。だから、もう慣れっ子だね。このフットボールクラブで、大きな責任を負っている。しかし、他にも責任を担っている人々がおり、彼らの判断は変えられない。彼らがクラブと共にあり、サポートの手を差し伸べていることも理解している。実際に、支えてくれているしね。」

「私たちがやらなければならないのは、ファイナルサードでのプレーの改善だ。まさに私の仕事であり、ただただ座ってガッカリしたり、いくつかの判定に文句を言っているだけではない。理想的な世界においては、何をしようとするかは手に取るように分かる。でも、世界は理想的ではなく、それは他のクラブにとってもそうだ。だからこそ、今の状況に対処しなければいけない。」

「話題に上がっている通り、センターバックがいれば絶対に助けになる。ただ、センターバックがいるから得点数が向上するかと言われれば、確信は持てない。特定の場面において、少しばかりの安定をもたらすか? – たぶん、イエスだね。」

「それやあれやを補強できなかったからと言って、決してパフォーマンスが下がるとは言わない。単なる言い訳に聞こえるし、補強を言い訳にしないチームを目指しているんだ。」

市場が閉幕するまで、まだ1週間あり、何が起こるかはわからない。それでも、何も起こらない可能性が大きい。現有戦力も充実しており、怪我人が続々と復帰してくる。チャンピオンズリーグのノックアウトステージがまもなく再開し、タイトなスケジュールが継続される中、復帰してきた選手たちへの期待は大きい。

フィルジル・ファンダイクやジョー・ゴメスの復帰はまだまだ先であるが、ここまで本職がごとくの活躍を見せているファビーニョに、ジョエル・マティプ、若手CBの2人…ブラジル代表MFに関しては、フル稼働を見せており、負傷が怖い部分もあるが、失点数自体は悪くない。

問題視されている得点数の低さを、どう改善していくか。そして、引いた相手を攻略するために、獲得したチアゴ・アルカンタラの覚醒にも期待したい。さらには、復帰間近のポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタにも爆発を期待せずにはいらない。ディボク・オリギや南野拓実では与えられなかったスタメン降格の恐怖を与え、ふたたび世界でもトップクラスのフロントスリーに戻って欲しい。

補強に関して、パンデミックによる財政圧迫に追加して、シーズン途中で快く選手を放出するクラブがないことも影響しているだろう。とくに能力が高い主力選手は、このタイミングで手放したくない。リバプールとしては、今夏の補強プランや交渉を着実に進めていく方針に切り替えているのかもしれない…

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