1st Interview with LFC(Part①) – プレストン・ノースエンドから加入した待望のCBベン・デイビスが急転直下の移籍劇を振り返る

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Ben Davies's first interview with Liverpool - ① チーム

激動の移籍最終日。これまでも数多くのセンターバック候補が誌面を賑わせ、さらに最終日には新たに登場する選手名もあり、最後の最後まで誰がアンフィールドへとやってくるのか…わからない移籍市場となった。

そんな中、獲得合意の報道が世界を駆け巡った。選手の名前は、『ベン・デイビス』。トッテナム・ホットスパーから電撃移籍かと思ったが、それは別人。チャンピオンシップ(2部相当)のプレストン・ノースエンド所属の『ベン・デイビス』が渦中の人物であり、どこのメディアも報じたことがない名前だったため、驚きを感じたサポーターも多いことだろう。

プレストンの下部組織で育ち、ローン移籍を何度か繰り返したのちに、慣れ親しんだクラブでスタメンに定着する。今シーズンも欠かせない選手としてプレーし、リーグ戦で19試合に出場している。実力を認められ、リバプールへと完全移籍を果たしたベン・デイビスが初めてのインタビューに応え、喜びを語っている。

まず初めに、リバプールへようこそ!

「ありがとう。ここに来れて、ほんとに喜んでいるよ。10分しか経ってないけど、すでに落ち着いている。すべてが最高だよ。」

どんな思いが頭の中を駆け巡っているか教えてください。アンフィールドに座り、いまやリバプールの選手になりました…

「私もすべてを理解できてはいないんだ。物事が非常に早くまとまった。他にも交渉していたんだけど、突然リバプールから声がかかって、決して拒否できないチャンスだった。だから、優先的に進めて、いまやここにいる。ほんとに早く進んだように思えて、素晴らしい経験だったよ。」

直前の24時間はどのような感じでしたか?

「てんてこまいだったし、狂ってさえいた。知っている全員が幸運を祈ってくれて、地元の多くの人々が”おめでとう!うまく行くことを期待しているよ”と言ってくれた。」

電話が鳴りっぱなしだったのでは?

「そうなんだ。昨晩は電源を切らなければいけないほどに、たくさん連絡が来た。妻をメイン連絡先にして、電源もオフにして、リラックスした。2分毎に連絡が来たからね。精神的なものだね…」

昨晩はよく眠れましたか?

「イエス!と言いたいけど、そんなに。興奮していたし、全部が片付いてなかったからね。結果的に午前1時くらいに眠れたけど、早く起きてからメディカルチェックを受けた。だいぶ疲れた。」

リバプールファンに対して、ご自身がどんな選手だと説明しますか?

「パスは好きだね。直近6ヶ月〜1年間は、後ろからボールを持ち出す機会も増やしていった。パスするだけじゃなくて、最後尾から上がったり、ボールを前に運ぶことも多くなった。試合ごとに改善しているし、クリーンシートやディフェンスもまた重要だよ。」

25歳となり、リバプールでフィルジル・ファンダイクやジョー・ゴメス、ジョエル・マティプから学ぶ良い機会になりそうでしょうか?

「まさに大きなチャンス。初めて聞いたときには、少し驚いた。でも状況を理解すると、目の前の機会は信じられないほどのものであることに気づく。このチャンスを逃すほど、愚かではない。名前が挙がった選手たちから学べるように努力するよ。」

フィルジル・ファンダイクについて、どう評価していますか?

「トップ中のトップ。ほとんどの人が世界でも最高の選手だと言うと思うし、日々チームメイトとしていられるのは素晴らしいね。ほんとに楽しみにしているよ。」

ステップアップして、リバプールのようなクラブでプレーする準備は出来てますか?

「とくに今シーズンのチャンピオンシップでは、快適にプレーできていた。楽をするのではなく、自信を持って試合に臨めていた。だからこそ、どこに向かうかに関係なく、新たなチャレンジを求めていたんだ。直前になって、リーグチャンピオンにいることが夢のようだったけど、真剣に取り組んでいくつもりだし、楽しみだよ。」

ここにはどのようなマインドセットで来ましたか?出来る限り早く、ポジションを確保を目指してますか?

「もちろん。フットボールキャリアは短いからこそ、出来るだけ多くピッチに立つために努力しないといけない。だから、ドアが開いている限り、中に入って、ファーストチームに選ばれるように出し尽くす。試合でプレーして、チームの助けになりたい。

インタビューから、向上心の塊であることが窺い知れる。昨シーズンのプレミアリーグ王者で、どのようなプレーを披露してくれるのだろうか。また負傷者続出の最終ラインの救世主になれるのか?リバプールスカウト陣の目利きを信じ、活躍を期待したい…

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