1st Interview with LFC(Part②) – オザン・カバクがユルゲン・クロップ監督の大親友で、元シャルケ監督デイヴィッド・ワグナーとの会話を明かす

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Ozan Kabak's first interview with Liverpool - ② チーム

ディフェンス陣の危機的状況を救うために召喚されたトルコ代表DFオザン・カバク。ガラタサライからシャルケへとステップアップし、順調にステップアップしてきた逸材。遂には、プレミアリーグ王者へ、ローン移籍ながらも加入し、今夏の完全移籍の可能性を残す。

過去プレミアリーグでハダースフィールド・タウンを率い、2019年には地元ドイツでシャルケ監督に就任したデイヴィッド・ワグナー。ユルゲン・クロップ監督は旧知の間柄で知られ、成績不振でシャルケを解任されてなお、関係性は良好だ。

オザン・カバクが昨年からリバプールの関心が報道され続けたのは、デイヴィッド・ワグナーの存在は大きいだろう。すでに職を退いているものの、在籍時には親友からクロップ監督に強い推薦があったとの噂もなきにしもあらず。

かつて指導を受けた指揮官との対話から、これからチームメイトとなる世界的なプレーヤーであるフィルジル・ファンダイクやサディオ・マネ、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノらの好影響を受けるだろうと前向きに語っている。

本日リバプールに到着しました。どのようなマインドセットでしょうか?また、ポジション争いへの準備はできてますか?

「正直言えば、リバプールは優秀なチームで、優秀な選手を多く抱えている。負傷者が何人いようが関係ないし、誰がセンターバックを務めようと、仕事をしている限りは気にしない。直近の試合も観戦したけど、うまくプレーしていた。出番がもらえるか、ベンチに座るかはコーチ陣が決めることだね。でも、最善を尽くして、いつでも期待に応えられるように準備をしておくつもりさ。」

過去にフィルジル・ファンダイクへの憧れと尊敬の念を公言していました。ファンダイクのどの部分を最も尊敬されていますか?

「フィルジル・ファンダイクは現時点で世界で最も優れたセンターバックだと思う。過去3〜4シーズンに渡り、ベストのパフォーマンスを披露し続けている。強く、速く、とてもクレバーだ。だから、僕にとってのアイドルなんだよ。本音を言えば、今すぐにでも会いたいよ!」

ユルゲン・クロップ監督との仕事をどのくらい楽しみにしていますか?

「ほんとに楽しみにしている。彼は世界でもベスト監督の1人だね。元シャルケ監督デイヴィッド・ワグナーから、クロップ監督のことをたくさん聞いているよ。彼との仕事を心待ちにしているし、多くを学べるといいね。」

デイヴィッド・ワグナー元監督はクロップ監督の何を教えてくれましたか?

「親交が深かったからこそ、たくさんのこと教えてもらったよ。ワグナーはクロップ監督が世界トップクラスのマネージャーで、いつか一緒に仕事ができるだろうと言っていた。彼が導いてくれて、僕はここにいれるよ。」

初めてのアンフィールドですが、どれほど心待ちにしていますか?

「素晴らしいスタジアムで、他にはない雰囲気の中でプレーできる機会をとっても楽しみにしている。新型コロナの影響で、今はファンの前でのプレーはできない。でも、パンデミックが明けたら、『You’ll Never Walk Alone』を聴きたいね。とても幸せだし、アンフィールドでプレーすることを楽しみにしている。」

リバプールでの目標は何ですか?

「目標はトッププレーヤーになること。そのためには、もっと成長しないといけない。ポテンシャルはあるけど、もっと改善しないといけず、試合にも出場する必要がある。他の選手と同じように、トッププレーヤーになりたいね。このクラブには多くのトップ選手や有望株が所属しているからこそ、毎日のトレーニングや毎試合で、チームを助けられるよう改善していきたい。」

改善していくために、リバプールは適切な場所で、適切なクラブだと思われますか?

「もちろん。世界で最も優れたリーグで、ベストプレーヤーたちとプレーできるからこそ、トレーニングや試合で成長していける。この素晴らしいクラブで、より良い選手へとステップアップできるはずさ。」

練習中にモハメド・サラーやサディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノらとの対戦は成長を手助けしますか?

「もちろん。世界の中でもベストな攻撃陣で、毎日のトレーニングでは対戦相手として、また味方としてプレーする。日々の練習で自分の仕事に集中していけば、もっと良い選手になれるだろう。」

トレーニンググラウンドに初めて到着したときの気持ちはいかがでしたか?

「開放された気分だった。ほんとに幸せだったし、つい『やっと、ここに来れた!』って言ってしまった。クロップ監督と話し、選手たちとも会話して、とっても良くしてくれた。まさに夢が叶ったね。」

サポーターのみなさんにメッセージをどうぞ!

「サポートして欲しいし、僕を信じて欲しい。すべてを出して、チームために尽くすよ。最高のファンの前で、出来る限り早くプレーしたいよ!」

Ozan Kabak - welcome to LFC②

インタビューから醸し出される自信と向上心。初挑戦となるプレミアリーグのレベルの高さを謙虚に受け入れつつも、トッププレーヤーたちとのプレーを心待ちにしている。ファンで満員のアンフィールドでピッチに立つのを心から望んでおり、パンデミックが早く解決して欲しい。

オザン・カバクに限らず、アンフィールドを要塞化に変化させるファンの力は、リバプールの選手たちにとって必要不可欠。今季はすでにホームで2敗しており、サポーターの力の大きさをまざまざと感じさせるシーズンとなっている。

守備陣の不安も敗戦を招く一要因となっており、トルコ代表DFが負傷者続出のシーズンにピリオドを打ち、ポジションを確保してくれることを願っている…

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