優勝おめでとう!!レンジャーズFCを圧倒的な大差でのリーグ制覇へと導いたスティーブン・ジェラードが喜びを語る

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Steven Gerrard leads Rangers FC to league triumph レジェンド

リバプールはホームでフラムに敗れ、泥沼アンフィールド6連敗。復調の兆しがなく、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場に黄色信号が灯った。マンチェスター・シティを除き、勝ち点差がわずかでひしめき合っているプレミアリーグだけに、ヨーロッパリーグへの出場権すら危ぶまれる。

最近ポジティブなニュースがないリバプールだが、次期リバプール監督候補スティーブン・ジェラードがスコティッシュ・プレミアシップで偉業を成し遂げた。レンジャーズFCを率いるジェラードは、クラブ55度目のリーグ優勝へと導いた。

リーグ戦では32試合で無敗をキープ。28勝4引き分けと堂々たる成績を残している。2位セルティックに現時点で勝ち点差20を付けおり、圧倒的な強さを証明している。ヨーロッパリーグでもベスト16進出を果たしており、対戦相手はSKスラヴィア・プラハ。油断ならない相手ではあるが、ベスト8への突破の可能性は高いようにも思える。

リーグ制覇の熱気が冷めやらない中、インタビューに答えたジェラード監督は興奮したまま、喜びを表現している。

「いますぐに、言葉にするのはとても難しい。感情が高まっているし、まだまだ旅の途中なんだ。もっとできるはずだし、常に次を考え続けなければいけない。何よりもまず、選手たちを誇りに思っている。クラブにとっては、最も重要だからね。」

「でも、サポーターはもっと大切さ。彼らがクラブを作ってきたし、この優勝は彼らのため。時には低調な時期を過ごしてきたけど、今は凄まじく高まっているよ。」

「ほんとに素晴らしいシーズンだったし、優勝に値するパフォーマンスだった。役員陣には支えてくれた感謝を伝えたいし、監督になるために背中を押してくれた全員にも感謝したい。クラブに携わるみんなは、今だからこそ喜びを爆発させるにふさわしいね。」

「クラブを支えて、現在はクラブを去ってしまった人々にも同じことだね。今回の優勝に貢献してくれた分だけ、優勝を噛みしめるに値する。」

「チーム努力の賜物だし、努力の結晶で成し遂げられた。記念に残る成果を打ち立てられてたチームの監督であることをひたすらに誇りに思っているよ。」

「サポートしてくれた人々なしには、優勝は達成できなかった。だから、全員に感謝したい!」

まさに記録的なリーグ制覇を達成したスティーブン・ジェラードとレンジャーズFCの面々。しかし、まだシーズンは途中であり、ヨーロッパリーグ制覇も視野に入れる。優勝に溺れることなく、気を引き締めて、ヨーロッパリーグ・ベスト16の戦いへと歩みを進める。

Rangers FC is now Scottish Premiership Champion

今回の優勝は、昨シーズンのリバプールを思い起こさせる。シーズン中盤まで無敗を維持し、新型コロナにより歓喜はサーポターを分け合えなかったものの、30年ぶりにイングランドの頂点に立った。今シーズンこそ負傷者に、成績と、悲惨なものだが、長年勝てなかったリーグの制覇は引き続き語り継がれる。

2024年まで契約を延長しているスティーブン・ジェラード監督。そして、2024年まで契約を残すユルゲン・クロップ監督。ともに2024年までで契約満了となり、2024年での監督交代が噂される中、リバプール・レジェンドであるジェラードが後を追うように優勝を成し遂げたのは感慨深い。

攻撃陣も守備陣もともに低調なプレーに終始している現在のリバプール。さすがに痛々しい姿を見続けるのは、身体に悪い。不調を通り越して、『悲哀』すら感じるレベルに達している…少しの時間だけ、レンジャーズFCの優勝を味わい、少しばかりの現実逃避をしても良いのでは…ないだろうか?

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