リバプール給与『トップ5』を勝手に査定!今季のパフォーマンスは給与に見合っているのか?

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Rating top 5 highest pay LFC playersチーム

前半戦こそ負傷者続出の中、若手選手をうまく起用しながら、首位を維持していたリバプール。しかし、プレミアリーグ後半戦は散々な結果となっている。数ヶ月間まで要塞と謳われたアンフィールドで、まさかの6連敗。復調の兆しが見えない試合展開に、サポーターも心配が絶えない。メディアではユルゲン・クロップ監督解任説が賑わいをみせている。

昨年のプレミアリーグ王者とは思えないほどの戦いぶりに、落胆の声も多い。センターバックに長期離脱が相次ぎ、他にも短期や中期での離脱も立て続いたシーズンだけに、一部の選手への負担がのしかかっているのは確かであり、肉体的にも、精神的にも疲れを感じなくもない。

加えて、コロナによるパンデミックは精神的なストレスとなっている。家での時間も多くなり、とくに家族がイングランドいない外国人選手たちは、非常にタフな時期を過ごしている。まだ10試合近くを残すプレミアリーグであり、マンチェスター・シティ以外は混戦状態だけに、ここから連勝できれば、4位以内でのフィニッシュも夢ではない。

とはいえ、結果が求められる厳しいサッカー業界に身を置いている選手たち。サラリーマンでは考えられない高給を得ているプレーヤーも少なくない。過剰なストレスや成果主義の世界であるため、活躍すれば当然の結果ではあり、サッカー選手を目指す理由のひとつでもある。給与額には夢があるが、果たして金額分の成績を残せているのだろうか?

今回はリバプールにおける高給取りトップ5の選手を取り上げ、勝手な目線で査定してみたい。給与額については、sportrachttps://www.spotrac.com/epl/liverpool-fc/payroll/ )を参考にしており、実際と違う可能性はあるが、ここでは上記サイトの数値を信じ、素人の目線で評価していく。

同率1位 – チアゴ・アルカンタラ

Thiago Alcantara - top 1 highest pay in Liverpool

年俸:£10,400,000(約14億5600万円)

実績(2021年3月14日時点):18試合0ゴール0アシスト

査定:×

ドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンから加入したスペイン代表MF。実績、能力ともに世界トップレベルであり、バイエルンでは数々のタイトルを獲得してきた。昨シーズンは2度目となるチャンピオンズリーグを制覇し、チーム中心として優勝した今回は特別なものとなった。

前評判の高さから、即戦力扱いですぐにチームの勝利に貢献してくれると期待したサポーターも多い。しかし、シーズン序盤のエバートン戦で悪質なタックルで負傷し、前半戦はほとんど試合に出れずに終了。年明けから徐々で出番を増やし、慣れないプレミアリーグに苦戦しながらも、攻守にチアゴらしさを発揮する場面も見られている。

0ゴール0アシストは物足りなさすぎる。ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョがセンターバック起用を余儀なくされる中で、中盤の強度が弱まっているため、守備にも奔走しなければいけないシーンが目立つのも、ゴール付近でのプレーを妨げている。それでも、もっとできる選手であるのは間違いない。

周囲との連携も物足りない。世界的なスコアラーを有しているが、パスが合わない場面も散見される。前半戦を棒に振ったとはいえども、チアゴクラスの選手であることを考えると、言い訳はできない。現時点ではカーティス・ジョーンズの成長ぶりにより注目が集まっており、世界的なミッドフィルダーであることを証明できずにいると言っても過言ではない。

よって、評価は『×』。チームトップの給与には全く見合っていない。しかし、猶予を与えて、おそらく正常に戻っている来シーズンにおいて、サポーターたちの目の前で価値を示して欲しい。そして、守備に人数をかける相手チーム対して、魔法のパスで崩してくれるだけの能力を持っており、近い将来100%を発揮してくれるはずだ…

同率1位 – モハメド・サラー

Mo Salah - top 1 highest pay in Liverpool

年俸:£10,400,000(約14億5600万円)

実績(2021年3月14日時点):39試合25ゴール4アシスト

査定:○

言わずと知れたリバプールのエース。ASローマから加入して以来、爆発的なスピードと驚異的な得点感覚で2度プレミアリーグ得点王に輝いた実績で、クラブ同率1位となる給与額を勝ち取った。初年度ほどのインパクトこそないが、大事な局面で決める決定率は、フロントスリーの中でもダントツであり、まさにチームを勝たせられる選手の代表格。

今シーズンはリバプール対策に悩まされ、スペースがない中で、自由に強みを表現できない試合も多い。得意のカウンターやドリブル突破も以前よりも少なくなってる印象で、サラー対策にも苦戦する試合も存在する。チームとしても、個人としても苦しい試合展開において、一発でゴールを陥れる試合が前半戦は目立った。ピッチで消えていたと思ったら、次の瞬間にゴールを決めるシーンが幾度なくあったように思える。

任されているPKも確実に沈め、サディオ・マネのゴール数が伸びてこない中で、チームトップの得点数を誇っている。数字だけで言えば、文句の付けようがないし、さすがの一言。自己中心的とも批判されがちなエゴで、与えられた職務を全うしていおり、調子が上がらないチーム状況にも関わらず、しっかりと成績を残している。

査定結果は、『○』を付けざるを得ない。欲を言えば、人数をかけて守り続けるチームを手玉にとるような、細かなステップからのドリブル突破や意表をついたパスなどで得点を奪えれば、何も言うことがない。分析が進み、対応策も年々精度を増しているからこそ、それを上回るような身のこなしができると、給料もうなぎ上りであろう。

同率3位 – ロベルト・フィルミーノ

Roberto Firmino - top 3 highest pay in Liverpool

年俸:£9,360,000(約13億400万円)

実績(2021年3月14日時点):37試合6ゴール7アシスト

査定:○

批判されることも多いセンターフォワード。最近もクラブOBジェイミー・キャラガーがスタメンでいられるのがラッキーだ!と発言するなど、肯定派と否定派が明確に分裂する選手でもある。『フィルミーノ・ロール』とも言われる得点だけではなく、攻撃の組み立てやファーストディフェンスなど役割は多岐に渡り、複雑で多様なタスクを試合中に絶えず遂行している。

残り10試合ほどをとなっている現時点で、しかもサラーとマネに加えて、チームの不調を考慮に入れると、数字としては悪くない。このまま行けば、10得点10アシストに乗せられる可能性は十二分に考えられる。試合におけるインパクトこそ少ないが、トッテナム戦での劇的ゴールなど印象的な得点も決めており、確実にチームの支えとなっている。

がっつり引かれて、スペースを消される試合も多い中で、うまくパスが繋がらずに、得点が奪えない。そうした試合展開が続くと、必然的に得点を取ってないフォワードに批判が集まる。たしかに、もう少しゴールを決めてくれれば助けにはなる。密度の濃いゴール付近で、ワンタッチパスでゴールを演出すれば、的を得ない非難からも逃れられる。

先述の通り、人により評価幅がある選手だけに、なんとも難しい。それでも、『フィルミーノ・ロール』を懸命に遂行し、ディオゴ・ジョッタの負傷による負担増にもめげずに、6ゴールを挙げているため、評価には値すると判断。査定結果は『○』にしておきたい。

同率3位 – フィルジル・ファンダイク

virgil van dijk - top 3 highest pay in Liverpool

年俸:£9,360,000(約13億400万円)

実績(2021年3月14日時点):8試合1ゴール0アシスト

査定:- 

ディフェンス陣のリーダーであり、世界的なセンターバックのひとり。2018年1月に加入してからの活躍や影響力は目を見張る。それまで守備が弱点だったチームをガラリと変え、アリソン・ベッカーとともに強みへと変化させた功績は誰もが認めるところ。打点の高いヘディングは、攻撃時にも威力を発揮し、コーナーキックでは常に3人くらいマークが付いているほど。

シーズン序盤に、イングランド代表GKジョーダン・ピックフォードの無理なチャレンジによって大怪我を負ってしまったオランダ代表DFは、以来離脱を余儀なくされている。回復は順調そのものであるが、今シーズン中の復帰は限りなく少ないと考えて差し支えないだろう。

来季への再起を誓うセンターバックだけに、今シーズンは評価が難しい。というよりも、評価できない。たった8試合であれこれ言うのは、困難極まりない。しかし、アストン・ビラ戦での大量失点などディフェンダー陣を操る立場の選手からすると、納得のいかない試合結果も何度かあった。また、クリーンシートもほとんどなく、マイナス面が垣間見れた序盤戦と言える。

強固な守備陣の再構築を目指していた最中での長期離脱。”たられば”を言っても仕方ないが、ファンダイクがいれば、ホーム6連敗という不名誉な記録を避けられた可能性も大いにある。その逆で、何も改善していなかったかもしれない。

想像の話はなんでも出来てしまうため、あくまで事実に基いた判断を下すとなると、『査定不可』が適切な見解だろう。怪我からの完全復活を望みつつ、リーダーシップの塊であるファンダイクの存在で、改めて優勝争いに食い込めるチームへと変貌すると期待したい。

5位 – アリソン・ベッカー

Alisson Becker - top 5 highest pay in Liverpool

年俸:£7,800,000(約10億9200万円)

実績(2021年3月14日時点):30試合32失点 + 9クリーンシート

査定:×

父親の突然の死。新型コロナが蔓延するブラジルに帰国も許されず、遠いイングランドから祈りを捧げたリバプール守護神。サラー同様、ASローマから加入してからの活躍に、異論を唱える人はいない。エラーを多発するシモン・ミニュレやロリス・カリウスに慣れていたせいか、アリソンの落ち着きや安定感、失敗からの立ち直りの早さなど、まさに『神』が降臨したかの如く、強固なディフェンスラインを形成した。

ブラジル代表でも正GKを張っているだけあり、シュートストップやポジショニング、ボール扱い、空中線…あらゆる面で高い能力を有している。カウンターを多用するチームだけに、キャッチからリリースも素早く、幾度なくチャンスを作っている。ただ、少し負傷が重なって来ているのは気がかり。短期での離脱を繰り返しており、多少のマイナス査定を下さるを得ない。

今シーズンは、どこか安定感に欠ける。昨シーズンは29失点で、クリーンシートを17試合で達成していることを踏まえると、数字面でも芳しくない。主力センターバックがおらず、若手を使わざるを得ない状況のため仕方ない印象もあるが、守備面でのキャプテンーを発揮しているとは言い難い。ファンダイクに代わり、まとめ役を担うべきほどの選手であるからこそ、もっとやれるはずだ。

飛び出しての守備対応や1対1でのオーラを醸し出す場面も多々ある一方で、何気ないミスも目立っている。判断ミスやパスミスから守備陣の混乱を招くシーンも昨年に比べて多く、気持ちの切り替えもたどたどしい。普段であればミスをしてもケロッとしているアリソンだが、レスター戦のように、慌てふためく姿がたびたびテレビカメラに捉えられている。

期待が大きすぎるが故に、査定結果は『×』に据え置いておく。今後の試合で、また来シーズンは本来のアリソン・ベッカーを取り戻し、ゴール前で強靭的な精神力で、相手ストライカーから得点チャンスをもぎ取ってもらいたい。センターバックペアが変わりすぎており、コミュニケーションや単純な能力値での負担増は理解している。しかし、それを含め、リーダーとして引っ張っていく姿を拝みたかった。

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