リバプールFWディオゴ・ジョッタが、長期離脱中のフラストレーションを吐露…

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Diogo Jota admits Liverpool frustration キャリア

昨年夏の移籍市場でリバプールの動きは実に素早かった。ワトフォードFWイスマイラ・サール獲得交渉が頓挫すると、同じくプレミアリーグで戦うウルヴァーハンプトン・ワンダラーズからポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタを獲得を公式発表。

約4500万ポンド(約63億円)とも言われる移籍金には、一部のファンから高すぎるのでは?と疑問の声が上がるほど。それでも、ポルトガル代表FWは新天地にすぐさま適応し、加入後から得点を量産。サディオ・マネやロベルト・フィルミーノがゴール前で苦しむ中、モハメド・サラーに次ぐゴール数を誇っている。

今シーズンは28試合12ゴールと実力をいかんなく発揮している同選手だが、チャンピオンズリーグ・グループステージ最終戦FCミッティランとの試合で負傷交代を余儀なくされ、その後は3ヶ月間に渡り試合に出られない日々を過ごすことになる。

第6節シェフィールド・ユナイテッド戦、第7節ウェストハム・ユナイテッドと2戦連続で貴重な勝ち越し点を奪うなど、チームを窮地を救ってきた元ウルブスFWだが、負傷によりピッチ外からの観戦を強いられた。離脱している間、リバプールは調子を崩してしまう。苦境が続いたチームに対して、ピッチに立ち貢献できないジレンマに苛まれていたことを吐露している。

『ほとんど3ヶ月間にわたり離脱せねばならず、プロ生活の中で最も長い離脱期間だった。それに、物事がうまくいっていた矢先の怪我で、タイミングが最悪だったよ。』

『(離脱中は)できることを継続したいと思っていたけど、チームを救えなかった。そして、クラブの成績もいまいち上がらず、フラストレーションが高まっていた。復帰した際には、状況を改善しようと自分なりのプレーに集中していたんだ。』

復活後は古巣相手にゴールを奪うほか、フロントスリーとの連携面でも本来の姿を取り戻すために時間はかからなかった。また、ポルトガル代表でもFIFAワールドカップ欧州予選で多くのゴールを決めており、今夏開催予定のユーロ2020でも大躍進が期待されている。

前線3枚の世代交代も今後数年の課題となっている昨年のプレミアリーグ王者にとって、24歳とキャリアのピークへと向かうフォワードの存在は大きい。若手陣のハーヴェイ・エリオットらとともに、未来のリバプールの攻撃を担う選手へと成長してくれる…はずだ…

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