FCノアシェランでプレーする19歳のスピードスターは、デンマークのスーパーリーガで今季26試合10得点を記録しており、数多くのヨーロッパクラブがスカティングに力を入れている。19歳ながらも、2020年10月にフル代表デビューも飾っている。
ポジションは違えど、かつての同国代表エースであるマイケル・エッシェンと同等レベルまで達せられるとの評価を得る逸材には、マンチェスター・ユナイテッドやリバプール、アヤックスが獲得を試みていると、『Daily Mail』が報じている。
圧倒的なスピードとドリブルセンスで、相手の守備陣を一気に抜き去る。俊敏性や加速力にも優れており、1対1では止めるのは難しい。両サイドのウイングポジションでプレー可能であり、センターフォワードとしても起用実績があり、前線すべてでプレーできるユーティリティ性はリバプールにとって是非とも欲しい選手だろう。
しかし、現時点で獲得レースをリードしていると言われているのは、マンチェスター・ユナイテッドとアヤックス。レッド・デビルズはすでに1200万ポンド(約16.8億円)にも及ぶ移籍金を準備し、クラブ間合意を目指し交渉を進めている。アヤックスも今冬に獲得オファーを拒否された経緯があり、才能を高く評価している。
今回の報道によれば、リバプールは有力候補ではない。スカウトを送り込んでおり、成長や動向を追っていることは事実のようだが、具体的なオファー提示には至っていない。イスマイラ・サール(ワトフォード)への強い関心を示す同クラブだけに、同じタイプでプレミアリーグ経験のないプレーヤーを優先する確率は低い。
チャンピオンシップ終了(プレーオフ除く)に伴い、ブラックバーンから元フラムFWハーヴェイ・エリオットが復帰。昨夏に加入したディオゴ・ジョッタが順調にチームに馴染み、バックアップ体制も整いつつある。とはいえ、ディボク・オリギやシェルダン・シャキリが退団予定であるため、最低でも1枚フォワードを加えたい。
ノアシェランFWカマルディーン・スレマナの来季の所属クラブはどこになるのだろうか?マンチェスター・ユナイテッドやアヤックス移籍が濃厚にも映るが、アフリカの新星と契約を勝ち取るのは…