リバプールとの契約満了間近…ジョルジニオ・ワイナルドゥムがバイエルン・ミュンヘン加入へ前進?

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Georginio Wijnaldum holds MTG with Bayern Munich チーム

リバプールからの退団が近付いているオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム。選手本人も新たなチャレンジを望んでいると言われ、クラブとの契約延長交渉がまとまらず。最終節クリスタル・パレスとの試合をもって、アンフィールドに別れを告げる。

シーズンを通して、同胞ロナルド・クーマン監督率いるバルセロナ移籍が有力候補に挙げられ続けた。監督本人が獲得を熱望しており、移籍金がかからないため、新天地がスペインで決定的に思われた。しかし、状況が刻一刻と変化している。

ジョアン・ラポルタがバルセロナ新会長に就任し、チームは最終節を待たずして優勝戦線から脱落。チャンピオンズリーグでもベスト16止まりで、成績の責任を問われ解任される可能性が急上昇している。オランダ代表でともに戦った監督がいなくなれば、バルセロナはワイナルドゥム獲得レースから撤退するだろう。

インテル・ミランやパリ・サンジェルマンなどヨーロッパの強豪クラブが関心を示す中、バイエルン・ミュンヘンが契約合意に近付いている。『Sport1』によれば、ドイツ王者は元ニューカッスルMFとの契約に向けて前向きな話し合いを行ったそうだ。選手本人もバイエルンへの移籍には肯定的であり、契約内容次第では取引がスムーズに取り交わされるかもしれない。

元スペイン代表MFハビ・マルティネス、元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング、オーストリア代表DFダヴィド・アラバと主力3選手がこぞって退団予定で、ハンス・フリック監督も今シーズン限りで退任する。ユリアン・ナーゲルスマン監督をRBライプツィヒから引き抜き、フランス代表DFダヨ・ウパメカノ獲得も決まっており、新たなチーム作りを推し進めている。

経験豊富で、中盤のポジションならばどこでもプレー可能なユーティリティプレーヤー。代表では得点を量産しており、激しいプレッシングや強靭なフィジカルを武器に中盤に厚みをもたらせる。ボール扱いも優れており、容易にはボールを失わない。カバーエリアも広く、高い献身性を兼ね備える。

ドイツ代表MFヨシュア・キミッヒやレオン・ゴレツカが君臨するミッドフィルダー陣。リーグ後半戦には新進気鋭で、ユーロ2020代表にも選出されたMFジャマル・ムシアラが台頭した。ほかにも、フランス代表MFコランタン・トリッソが在籍しており、陣容は十分に思える。

それでも、ベテラン勢の大量退団に伴い、チーム内の経験値が格段に落ちてしまう。逸材ムシアラはまだ若干18歳であり、来季も今季同様のパフォーマンスを安定的に披露できるかは未知数。リバプールでほぼ全試合に出場し、一定のプレーぶりを見せたベテランミッドフィルダーは欠かせない存在になり得る。

これまで通り、バルセロナ移籍が実現するのか?それとも、バイエルン・ミュンヘンと加入するのか?はたまたイタリアやフランスを選択するのか?

シーズン終了とともに動きは加速するはずであり、リバプールのチャンピオンズリーグ優勝とプレミアリーグ制覇に貢献したオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの去就には注目せずにはいられない…

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