アトレティコ・マドリードMFサウール・ニゲスは、バルセロナへの移籍を優先か!?

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Saul Niguez prefers to continue his development in Spain? 移籍

オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが退団し、その穴埋めができる人材を探し続けるリヴァプール。イヴ・ビスマ(ブライトン)やレナト・サンチェス(リール)、フロリアン・ノイハウス(ボルシアMG)、ユーリ・ティーレマンスマンス(レスター・シティ)など獲得候補についての話題は尽きない。

具体的な進展が見られないまま時間だけが経過する中、獲得リストの最上位に浮上したのがアトレティコ・マドリードMFサウール・ニゲス。スペイン2強を抑え、昨シーズンのラ・リーガを制覇し、リーグ戦33試合に出場したミッドフィルダーは順風満帆な1年を過ごした。

ディエゴ・シメオネの精神を継ぐ闘志溢れるプレースタイルに、卓越したテクニック技術を兼ね備える同選手は、豊富な運動量と賢さでチームを支え続けたオランダ代表の後継者に最適。3400万ポンド(約47.6億円)での1回目のオファーが却下された現時点でも、リヴァプールは興味を失っていない。

さらなるチーム強化を狙うスペイン・チャンピオンは、資金確保のためにも、中盤のキープレーヤー放出も辞さない構えを見せている。ニゲス本人も退団には前向きと報じられており、今夏の移籍市場での退団可能性が高まっている。

プレミアリーグ奪還を目指すリヴァプールにとっても、中盤のレベルアップを実現する上で、是が非でもチームに迎え入れたい。ただし、最近の報道では同クラブにとっては好ましくない現実が待ち受けている。

『Mundo Deportivo』によると、アトレティコ・マドリードMFは自国スペインでの成長を望んでおり、プレミアリーグへの移籍ではなく、同じく関心を寄せているバルセロナへの移籍を優先的に検討するようだ。

フランス代表アントワーヌ・グリーズマン放出の確率が高まっているバルセロナにおいて、古巣アトレティコ復帰が取り沙汰されている。リオネル・メッシの給与を保証するためにも、またアジア人への差別行為で非難を受けており、高給取りのフランス代表FWの放出には乗り気とも伝えられる。

チェルシーやマンチェスター・シティら国外のビッグクラブも獲得に乗り出していると言われており、大幅な減俸を受け入れなければいけない古巣復帰よりも、始めてのイングランドで自分自身を試すことも魅力的に映るだろう。

いずれにしても、バルセロナがMFサウール・ニゲス獲得に必要な移籍金を用意できるとは思えず、選手譲渡も含めた取引にならざるを得ない。その筆頭が、スペインの首都で一時代を築いたFWアントワーヌ・グリーズマンということだ。

だが、リヴァプールもまだまだチャンスはある。国内のライバルチームであるレアル・マドリード移籍は考えにくく、唯一可能性を感じさせるのはバルセロナだけ。今回の報道が真実であれば、そことの交渉がまとまらなければ、一気に獲得レースの先頭に名乗りを上げられる。

スペイン代表MFは、来シーズンにはどこのチームのユニフォームを着て、厳しい戦いを繰り広げているのだろうか…?

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