パトリック・ビエラ新監督率いるクリスタル・パレスが、シャルケDFオザン・カバク獲得熱望!?

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Crystal Palace in the running to sign £8.5M-rated Turkey international centre-back 移籍

センターバックが危機的状況に陥った昨シーズンのリバプール。主力センターバックが相次いで離脱し、経験不足な若手センターバックや本職ではない中盤のプレーヤーを起用せざるを得ない中、イングランド人DFベン・デイビスを完全移籍で、トルコ代表DFオザン・カバクを半年間のローン移籍でそれぞれ緊急補強を実施した。

ベン・デイビスは1試合すら出番がない一方で、オザン・カバクは加入直後からスタメンに定着。数試合は不安定なプレーぶりに終始したが、徐々にプレミアリーグに慣れると、買取オプション行使にも値するほどのパフォーマンスを披露。

来シーズンはフィルジル・ファンダイクやジョー・ゴメス、ジョエル・マティプが負傷から復帰し、さらにはフランスU-21代表DFイブラヒマ・コナテを補強したリバプールは、トルコ代表との買取オプションを行使しないと決断し、同選手はレンタル元であるシャルケへローンバックされた。

しかし、ブンデスリーガで不本意なシーズンを送った同クラブはリーグ最下位で降格が決定。収入が激減するシャルケは、引く手数多のトルコ代表DFの売却に前のめりだ。850万ポンド(約11.9億円)〜1200万ポンド(約16.8億円)程度の売却益を見込んでおり、プレミアリーグ中心に多くのクラブが関心を示す。

『the Guardian』の記者エド・アーロンズによると、パトリック・ビエラ新監督が就任したばかりのクリスタル・パレスも関心を示すクラブのひとつであり、完全移籍に向けて準備を進めているようだ。

以前から噂に挙がっているレスター・シティ含めて、プレミアリーグやドイツ、スペインからも興味が届いており、EURO2020にも参加していた同選手は新天地選びには困らない。

2部リーグで戦う意思はなく、選手本人も移籍を希望している。レディングFCからMFマイケル・オリーズやチェルシーからDFマーク・グエーイと20歳前後の選手を確保しており、さらなる積極補強を進め、新たな若手選手の獲得に成功するのだろうか…?

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