出場機会に恵まれないリバプールDFが、シェフィールド・ユナイテッドへレンタル

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Liverpool defender on loan to Sheffield United after “0” official games played レンタル

今年1月センターバックに怪我人が止まらなかったリバプールは待望のセンターバックとして、プレストン・ノースエンドからDFベン・デイビスを獲得。すぐさま出場機会が与えられるかに見えたが、同時期に加入したオザン・カバク、それまで貢献してきたナット・フィリップスやリース・ウィリアムズとのポジション争いに敗れ、まさかの公式戦での出場試合数はゼロ。

RBライプツィヒからイブラヒマ・コナテが加入し、この夏における放出候補の筆頭とまで言われたイングランド人ディフェンダーだが、ついに毎週末プレーできるクラブへの移籍を手に入れた。移籍先はシェフィールド・ユナイテッドで、契約は1年間のレンタル移籍となる。

チャンピオンシップでの実績豊富な25歳DFには、スコットランドのセルティックからも強い関心を持たれていたが、シェフィールド・ユナイテッドが獲得に漕ぎ着けた格好。50万ポンド(約7000万円)のレンタル料に加えて、プレミアリーグ昇格を果たした場合にはさらに約7000万円が上乗せされる。

最大でプレストン・ノースエンドに支払った200万ポンドの半分を確保することになるリバプールだが、完全移籍での放出ではなく、あくまでローン移籍にこだわっていた。買取オプションを付けることすら拒否しており、まだまだアンフィールドでの戦力としてポテンシャルを買っているのかもしれない。

再出発を図るベン・デイビスはローン移籍に至った背景について口を開き、シェフィールド・ユナイテッド加入への喜びを語っている。

「リバプール加入は拒否できるものではなく、ほんとにワクワクした。」

「全てにおける段取りは桁外れで、実際に目で見るまでは信じられないほどのクラブだね。」

「だからこそ充実した6ヶ月間を過ごせたけど、サッカー選手にとってはプレーすることが最も重要なんだ。」

「プレーすることへのモチベーションがローン移籍を実現させたし、また競争力を取り戻して、試合に臨めたらいいね。」

同じくチャンピオンシップへとローンで移籍しているレイトン・クラークソンやセップ・ファン・デン・ベルフらの成長とともに、元プレストン・ノースエンドDFの活躍からも目が離せないシーズンになりそうだ…

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