移籍期限間近…まだリヴァプールから退団する可能性がある“6”選手をピックアップ

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6 Liverpool players who could still leave before transfer window’s deadline チーム

プレミアリーグの強豪クラブがこぞってビッグネームを獲得した今夏の移籍市場。リヴァプールはRBライプツィヒからフランス代表U-21代表DFイブラヒマ・コナテ獲得に留まっており、他のライバルと比較すると物足りない夏を過ごしている。

一方で売却は順調に進んでおり、シェルダン・シャキリやハリー・ウィルソン、タイウォ・アウォニイ、マルコ・グルイッチらを放出済み。出場機会に恵まれないベン・デイビスやベン・ウッドバーンらもローン移籍が成立している。

新たなフォワードやミッドフィルダー獲得の噂がふたたび浮上するのとは反対に、クラブは移籍期限がまもなく終了を迎えるこのタイミングにおいて、6選手をピックアップし、売却が成立する可能性があると、『Mirror』が報じている。

ディボク・オリギ

ベルギー代表は2014年ワールドカップで活躍を見せ、リバプール移籍を勝ち取った。その後はバックアップとして、またヴォルフスブルク(ブンデスリーガ)へのローン移籍を経験するものの、才能が華々しく開花することはなかった。

チャンピオンズリーグでは貴重なゴールを挙げるなど時折目立った成績を残すが、シーズンを通して安定的なパフォーマンスを披露することができずに、この夏の間ずっと放出が噂されていた。

2024年まで契約を残すベルギー代表FWだが、強力フロントスリーやディオゴ・ジョッタ、南野拓実らに序列で負けている。リバプールは放出に前向きであり、プレミアリーグやスコットランド、ドイツなどから関心が届いてるが…

ナサニエル・フィリップス

昨シーズンはセンターバックに負傷者が続出し、主力組が総じて長期離脱を余儀なくされてしまった。危機的状況に陥った最終ラインを救った選手のひとりが、ナット・フィリップス。

ヘディングの高さや対人守備での強さは一級品で、ベン・ホワイトを放出したブライトンや古き良きイングランド・サッカーを体現するバーンリーらが興味を抱いていると言われる。

主力センターバックが復帰し、イブラヒマ・コナテが加入したことで、序列ががくっと下がった。すでに24歳とキャリアの転換期にある同選手だが、出場機会が確保できる新天地へと旅立つのだろうか。

リース・ウィリアムズ

ナット・フィリップス同様に、昨シーズン異常事態に陥ったセンターバック陣を支え続けた若きリバプールDFリース・ウィリアムズ。長身を生かした空中線の強さや足元のうまさで、今年1月に加わったDFベン・デイビスをベンチへと追いやった逸材。

10歳からリバプール・アカデミーで育った同選手には、完全移籍での放出ではなく、ローン移籍を画策していると伝えられている。カップ戦すら出場できないかもしれないため、レギュラーで試合に出れるクラブで経験を積ませる方針のようだ。

他方、ベン・デイビスをレンタルで放出し、フィリップスが完全移籍となれば、緊急事態のためにセンターバックを控えさせておきたいのも事実。第5CBとしてクラブに残留する可能性もあるが、締切ギリギリで武者修行を選択しても不思議ではない。

ネコ・ウィリアムズ

トレント・アレクサンダー=アーノルドのバックアップに甘んじるウェールズ代表DFネコ・ウィリアムズ。ERU2020にも出場したサイドバックにも、移籍の噂が付き纏っていた。

プレシーズンでの好パフォーマンスにより、首脳陣の考えが変化したとの報道もあるが、依然として放出の確率が残っているようだ。ローン移籍の観点では、ハーヴェイ・エリオットがローン先で覚醒したシナリオの再現を狙っている。

1000万ポンド(14億円)での獲得オファーさえあれば放出にも前向きとも言われており、一時はサウサンプトンの名前も挙がっていた。出場機会を求める同選手は、移籍市場の最終日に移籍は成立するのか。

ロリス・カリウス

チャンピオンズリーグ決勝戦での悪夢から立ち直れないドイツ人GKロリス・カリウス。トルコやドイツへレンタルを繰り返すもパフォーマンスは戻らず、守護神アリソンの存在や若手GKクィービン・ケレハーの台頭もあり、リバプールでの居場所を失っている。

28歳ゴールキーパーの売却先を探し続けるクラブだが、なかなか進展が見られない。残留したとしても公式戦での出番は与えられず、両者にとって移籍がベストな選択となり得る。

来年には契約満了となるが、多くの移籍金は期待できないだけに、フリー退団が現実味を帯びてきている。最後の最後に完全移籍を手に入れられる未来はやってくる?

シェイ・オジョ

500万ポンド(約7億円)での放出が報じられているかつての将来有望株でもあるリバプールFWシェイ・オジョ。レンタルで数多くのクラブを渡り歩いているウインガーは、クロップ監督のプランには入っておらず、苦しい状況が続く。

年齢も24歳で、キャリアを再構築するためにも出番を確保できるクラブへの移籍は必須。昨季はカーディフ・シティで活躍を見せた同選手には、チャンピオンシップからの関心が届いているとされるが、はたして…?

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