今夏の移籍市場でRBザルツブルクからレスター・シティへ移籍し、プレミアリーグでの初挑戦に臨むザンビア代表パトソン・ダカ。昨シーズンは42試合34ゴール12アシストと驚異的な数字を残し、ビッグクラブから続々と関心が寄せられていた。
リバプールも例外ではなく、爆発的なストライカー獲得に関心を示していた。一時には獲得間近とも言われるほど移籍に近づいていたとも伝えられていたが、最終的にはライバルであるレスター・シティ移籍で幕を閉じた。
『Here We Go Podcast』で移籍市場に精通しているスポーツジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、リバプールの元RBザルツブルクFWへの興味は本物であり、シャキリやオリギの売却タイミングによっては、赤いユニフォームを着ていた可能性を伝えた。
「彼には多くのプレミアリーグのクラブへ移籍するチャンスがあり、今夏のリバプールは、選手を売って、新しい選手と契約するという戦略を取っていた。」
「6月早々にシャキリやオリジを売却できていれば、興味を持っていたパトソン・ダカを獲得する機会があった。結局シャキリは8月末にリヨンへと売られ、タイミングが異なってしまったため獲得には至らなかった。」
まだ1試合の出場に留まっているが、クラブのエースであるジェーミー・ヴァーディーの後継者になれるだけの能力を有するストライカーを逃したのは、リバプールにとって大き過ぎる痛手となった。かつてはティエリ・アンリとも比較されるほど、ポテンシャルは疑いようがない。
アンフィールドでは勇姿を見れなかったが、プレミアリーグで活躍を見られるのは純粋に嬉しい。リバプール戦では静かにしてもらいつつも、他のビッグクラブには驚異のスピードを武器に、猛威を振るう姿が待ち焦がれる…