元リバプールDFアルベルト・モレノが語る…契約延長拒否に至った舞台裏とは!?

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Ex-Liverpool defender Alberto Moreno talks the circumstances that led to the rejection of his contract extension レジェンド

陽気な元スペイン代表DFアルベルト・モレノは、現在はビジャレアルで先発の座を担っている。上下動を惜しみなく繰り返し、左サイドを積極的に攻め上がりチャンスを作り出し続ける。リバプールでも2年間に渡りスタメンとして活躍した。

2014/15シーズンには41試合に出場するなどフル稼働し、リバプールでは通算141試合で出番を得た。しかし、守備面での脆さを露呈すると、2016/17シーズンには本職ではないジェームズ・ミルナーにポジションを明け渡してしまう。

2017年の夏にはスコットランド代表DFアンディ・ロバートソンの加入が決定打となり、スタメンから日に日に遠ざかっていった。出場機会が限られるクラブでのプレーは簡単ではなかったことを吐露した元リバプールDFは、スペイン復帰の背景を赤裸々に語っている。

「最初の2年間はレギュラーとしてプレーしたけど、3年目には監督がジェームス・ミルナーを左サイドバックに据えた。全くプレーできなかったし、容易じゃなかった。」

「その後、ユルゲン・クロップ監督と現状について話して、戦力扱いしていると教えてくれた。素晴らしいプレシーズンを過ごし、それまではプレミアリーグではスタメンとして、リーグとチャンピオンズリーグの両方で多くの試合に出場していたんだ。」

「監督は、代役としてロバートソンを起用。彼が見事なプレーを披露し、タイトル獲得に至ったことを認めなければならない。」

「実は仲が良いクロップ監督からは、“アルベルト、君を信頼しているが、今は(ロバートソンを)外すわけにはいかない” と言われていたんだ。」

「5年目には、さらに5年間の延長オファーを受け取ったけど、断った。もうイギリスで何年も過ごしてきたからね。」

「3人の子供がいて、妻と話し合った結果、スペインに戻るのがベストだという結論に至った。ただスペインに戻りたかった。」

出場機会が制限され、生活環境が異なるイングランドでの生活が限界に来ていたのか…家族との話し合いで母国へ戻ることが最善の選択だと結論付けた。

昨シーズンは自身2度目となるヨーロッパリーグ制覇を果たし、絶対的な主力として活躍しており、母国復帰は正解だったようだ。ただし、29歳になる左サイドバックはリバプールへの愛も忘れていない。

直近ではヨーロッパリーグ決勝でマンチェスター・ユナイテッドを葬った後に、インスタグラムに投稿した動画は全世界を駆け巡った。嫌味が一切なく、ファンからも愛されるタイプの選手であり、長く現役でファンを楽しませてもらいたい…

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