ACミランは交渉難航中のフランク・ケシエとチアゴ・アルカンタラとのトレードを画策?

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AC Milan plan to trade Franck Kessié for Liverpool midfielder Thiago Alcántara 移籍

東京オリンピックにも参加したコートジボワール代表MFフランク・ケシエ。強靭なフィジカルと豊富な運動量に加えて、パスセンスを兼ね備えるミッドフィルダーだが、所属するACミランとの契約延長に向けた交渉が滞っている。

フランク・ケシエ側は、大幅な給与アップを希望しており、800万ユーロ(約10億4000万円)をクラブ上層部に要求している。しかし、クラブの提示額は650万ユーロ(約8億4500万円)であり、双方に大きな開きが存在している。

交渉は続くと思われるが、最初の交渉がうまくまとまらなかったことで、ヨーロッパ中のビッグクラブは関心を抱き始めた。パリ・サンジェルマンやチェルシー、トッテナム・ホットスパーらが繰り広げる争奪戦に、リバプールも参戦している。

ACミランとの交渉決裂!?トッテナムとリバプールが狙うコートジボワール代表MF獲得に青信号か
トッテナム・ホットスパーとリバプールが獲得を狙うと伝えられるACミランMFフランク・ケシエ。この夏はコートジボワール代表の一員として、東京オリンピックに参戦。強靭なフィジカルに加えて、豊富な運動量を活かしたダイナミズムで中盤を支配する。 2...

フリーでの獲得を目指すとされるリバプールだが、ACミランは驚きの補強プランを検討している。

『Il Milanista』によれば、同クラブの補強を司るパオロ・マルディーニとフレデリック・マッサラは、リバプールMFチアゴ・アルカンタラとのトレードを画策。

2022年6月には契約満了となるコートジボワール代表MFのフリー退団を避けたい心算だ。今夏にはジャンルイジ・ドンナルンマやハカン・チャルハノールとの契約延長がまとまらずに、契約満了を迎えており、みすみすライバルチームを強化してしまった。

チャンピオンズリーグで対戦する両クラブ。アンフィールドでの初戦を来週に控えており、交渉するにしても今月末から開始される見込み。

スペイン代表MFチアゴは、昨シーズンにバイエルン・ミュンヘンからリバプールに加入。リーグ前半戦を怪我とコロナ感染により苦悩の時期を強いられたものの、後半戦から徐々に出場数を確保。ファビーニョがアンカーに戻った頃には、本来の能力を発揮し、リーグ3位に大きく貢献した。

2024年までの契約期間を3年残す同選手だけに、トレード案を提案しても突っぱねられるだろう。今シーズンもチームの中心として、また守りを固める相手を崩す最後のピースとしての役割が期待されており、ユルゲン・クロップ監督が易々と手放すわけがない。

クラブでの忠誠を誓うフランク・ケシエの去就はどうなるのだろうか…?

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