ユルゲン・クロップ監督が明かす、若き逸材タイラー・モートンに必要なものとは?

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Jurgen Klopp reveals what he needs from youngster Tyler Morton スター候補生

カラバオ・カップのラウンド16。プレストン・ノースエンドとのアウェー戦に挑んだリバプールは、主力組が完全休業。ハーベイ・ブレアやエライジャ・ディクソン=ボナーらがトップチームデビューを飾る一方で、第3GKアドリアンが久しぶりにゴールマウスを任された。

試合はホームチームが好プレーを披露し、カウンターから何度もゴールに近づく。しかし、アドリアンのスーパーセーブや右サイドバックのネコ・ウィリアムズのゴールラインでのクリアでなんとか凌ぐと、後半には南野拓実にゴールが生まれ先制に成功。ディボク・オリギにも見事なゴールが生まれ、最終的には2得点とクリーンシートを達成した。

準々決勝に進出したリバプールは、ベスト4を目指して、ホームでレスター・シティを迎え撃つ。次の試合もバックアップ陣や若手選手にチャンスを与えると予測される中、若きミッドフィルダーであるタイラー・モートンの評価が高まっている。

ノリッジ・シティとのカラバオ・カップ3回戦で途中出場した幼い頃からのリバプール・ファンは、この試合でトップチームデビューを果たすと、守備的MFの役割を与えられ、中盤に安定感をもたらした。

プレストン戦では初先発を言い渡されたモートンは、攻守両面でもバランサーとして君臨。プレッシングにも高い技術で交わすと、先制点のキッカケとなる正確なロングフィードをネコ・ウィリアムズに送ると、日本代表FWのゴールを誘発した。

急成長を遂げている19歳のミッドフィルダーには、プレミアリーグデビューの期待が高まる。中盤に負傷者が続出しており、アレックス・オックスレイド=チェンバレンやカーティス・ジョーンズが圧倒的なプレーを提供できていない現状も相まって、直近のブライトン戦ではベンチ入りを果たしている。

ユルゲン・クロップ監督も、同選手のポテンシャルやパフォーマンスを評価しており、頭の良さを強調し、褒め称えている。一方で、トップチームでの出番を得るために必要となる要素のヒントもほのめかしている。

「モートンは本物のタレントで、賢いサッカー選手だね。」 

「彼の動きとポジショニングは素晴らしい。とっても頭の良い子で、テクニックも卓越している。」

「あとは、大人のサッカーに適した体作りをしなければならない。決して強くもないけど、痩せすぎているわけでもない。これから準備していくけど、今回はポジティブなパフォーマンスだったよ。」

チアゴ・アルカンタラの復帰が近づいているものの、ナビ・ケイタがブライトン戦で負傷。ファビーニョもたびたび離脱しており、ジェームズ・ミルナーも年齢を重ねフル稼働は難しい。ジョーダン・ヘンダーソンの負担を軽減するためにも、タイラー・モートンの台頭には期待が集まる。

ひとつ年下のハーヴェイ・エリオットは怪我により離脱中だが、リーグ第2戦から好プレーぶりを披露。一気にジョルジニオ・ワイナルドゥムの穴を埋める存在となった同年代の活躍に触発されていることは確実で、さらなる急成長を望む声も多い…

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