契約解除金は約94億円?ポルトガルの若きウインガーに、前線の戦力アップを狙うリバプールが関心

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A termination fee of around 9.4 billion yen? Liverpool interested in young Portuguese winger as they look to boost their front line 移籍

モハメド・サラーやサディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、ディオゴ・ジョッタが、今シーズンは高い決定力を発揮。ほぼ毎試合で複数得点を記録しており、今夏に叫ばれた世代交代の必要性すら吹き飛ばす勢いを見せている。

それでも、年齢は毎年積み重なる。とくにサラーやマネ、フィルミーノは30歳前後とベテランの域に足を踏み入れようとしており、パフォーマンスがいつ低下してもおかしくない。さらには、負傷の確率も高まる年齢だけに、徐々にフル稼働が難しくなることは避けられない。

20台中盤で戦力に数えられるのは、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタのみ。ベルギー代表FWディボク・オリギや日本代表FW南野拓実らはレギュラーの座を掴み切れておらず、あくまでバックアップ要員。スタメン組とポジションを争えるフォワードの獲得は力を入れなければいけない課題だ。

カリム・アデイェミやジェレミー・ドク、イスマイラ・サールら若く、将来有望なアタッカーたちがリバプールとの関係を報じられている中、『Record』によると、スポルティングCPに所属する23歳FWペドロ・ゴンサウヴェスが新たなターゲットとして獲得リストに追加された。

2021年6月にはポルトガル代表デビューを果たしているウインガーは、2020年の夏に加入したスポルティングCPで48試合29ゴール6アシストを奪い、ヨーロッパ各国の強豪クラブから関心を寄せられている。

同紙によれば、2026年まで結ぶ現行契約には契約解除条項が含まれており、6750万ポンド(約94億円)さえ支払えれば移籍を拒めない。

右ウイングを主戦場に、今季もスタメンとしてリーグ戦6試合3ゴール。チャンピオンズリーグにも出場しており、2試合で2ゴールと圧倒的な決定率を残す。左ウイングでもプレー可能で、過去にはウルヴァーハンプトン・ワンダラーズU-23にも所属経験を持つ。

守備にも貢献を怠らず、スルーパスも出せる。ロングシュートも放てるだけの筋力を有しており、飄々とプレーするスタイルはどこか同国代表のディオゴ・ジョッタやブルーノ・フェルナンデスらを彷彿とさせる。

来年の1月に開催されるアフリカネイションズカップにより、モハメド・サラーやサディオ・マネ、ナビ・ケイタと主力選手が代表に帯同するリバプールは、今年の冬に新しいフォワードを加えるのではと噂されている。

しかし、6750万ポンド(約94億円)は高すぎる。今冬はもちろん、来夏でも支払うことが困難。それこそ、サラーやマネを売却すれば手が届くかもしれないものの、クラブとして望むストーリーでないことは明らか。

はたして、リバプールは新たなストライカーを手に入れることが叶うのだろうか…?

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