ユルゲン・クロップ監督は国際試合を痛烈批判…『インターナショナル・ブレイクは嫌いだ。』

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Jurgen Klopp is a scathing critic of the international break... I hate the international break 試合

直近5試合で2勝 1敗2引き分けと調子を落としているリバプール。前節はアウェーのウェストハム戦では、早い時間帯に先制されたが前半終了間際に同点に追いつき、後半での巻き返しが期待されたものの、2点リードを許してしまい3失点で今シーズン初めての敗戦を喫してしまった。

アリソン・ベッカーへの体の当たり方やジョーダン・ヘンダーソンへのタックルと議論を呼ぶジャッジもあったが、ウェストハムの好調さや強さが目立つ展開となった。コーナーキックへの対処など弱点とも言えるところを突かれ、今節に課題を残した。

その後は2週間に渡り、プレミアリーグは中断。代表に選出されら選手たちは、カタールW杯出場権を懸けた戦いに挑んだ。ただでさえ過密日程が懸念される中、インターナショナル・マッチは長時間の移動を強いられる選手も多く、試合間隔も短く、毛嫌いするクラブも少なくない。

リバプールにとっては、今回のインターナショナル・ブレイクブレイクはただでさえ怪我人が多いクラブ事情をさらに悪化させる結果となった。ジョーダン・ヘンダーソンやサディオ・マネが負傷の影響で早めに代表から戻り、アンディ・ロバートソンも出場が危ぶまれている。

今節は絶好調で波に乗るアーセナルとの戦い。要塞アンフィールドで戦えるアドバンテージがあるとはいえ、失点も多い今季のリバプールには心配材料もある。

まして、ミッドフィルダーに負傷者が相次ぎ、毎試合異なるメンバー選出が強いられている。昨シーズンにはジョー・ゴメスが代表チームの練習で大怪我を負い、長期離脱を余儀なくされた。

代表に派遣すると怪我を負って帰ってくる好ましくない状況に陥っており、チームを率いるユルゲン・クロップ監督はインターナショナル・ブレイクへの嫌悪を明確にしつつも、アーセナル戦への意気込みを語っている。

「インターナショナル・ブレイクは嫌いだ。ほんとに。全く助けにならなかった。」

「怪我の観点から全く役に立たなかった。もし、(ウェストハムから)1週間後に試合をしていたら、選手たちは2日間の休息が与えられていただろう。」

「代表戦では各国の代表監督が自らの目標を持っていて、それに合わせてフィジカルワークをしなければならないと考えており、密度の濃いトレーニングが行われるからね。」

「アーセナルよりも上にいる必要があると理解している。リーグ上位に留まるためにも結果が必要になるが、ここ数週間は十分な結果を残せていなかった。」

「パフォーマンスを発揮し、戦わなければならないこともわかっている。アーセナルは本当に良いサッカーチームだからこそ、僕たちは戦わなければならない。」

ベストメンバーを組めない状況が続く中で、敗戦から立ち直り、若手が躍動するアーセナルを粉砕できるか。クロップ監督含めたコーチ陣の采配に期待したいところだ…

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