デイビッド・モイーズ率いるウェストハム・ユナイテッドが、リバプールで “戦力外” 扱いのセンターバックコンビに注目か?

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Is David Moyes' West Ham United looking at an "out-of-favour" centre-back pairing at Liverpool? 移籍

ディフェンスリーダーである​​元イタリア代表DFアンジェロ・オグボンナが、右膝前十字靭帯の負傷により今季が絶望とも言われる。今夏加入したフランス代表DFクル・ズマやベテランDFクレイグ・ドーソンが代わりを務めるが、センターバック陣の厚みに不安を残す。

マンチェスター・シティとの試合では、アーロン・クレスウェルも負傷で途中交代を余儀なくされており、右サイドバックを本職とするチェコ代表DFヴラディミール・ツォウファルがセンンターバック3枚の左を担当せざる得ない状況に陥った。

固い守備を持ち味とするクラブだけに、ディフェンダー陣に怪我人が増えることは好ましくなく、堅守を保つためにも来年の頭に開く移籍市場で新たなプレーヤー獲得を狙っているようだ。

『The Sun』によると、リバプールで戦力外となっているナサニエル・フィリップスならびにベン・デイビスの動向を追っている。

昨シーズンには、センターバックが壊滅状態に陥ったリバプールの最終ラインを支えたナット・フィリップス。ヘディングでは高い跳躍力とパワーで無類の強さを誇る元ボルトンDFは、プレミアリーグ3位フィニッシュに大きく貢献した。

しかし、フィルジル・ファンダイクはじめ主力センターバック陣の復帰に伴い、序列は5番手まで下がった。今夏には移籍報道が飛び交っていたものの、最終的には契約延長に合意した上で、アンフィールド残留を決断している。

ただし、前評判通り、試合出場数は伸びず。出場らしい出番としてはカラバオカップ・プレストン戦で45分間ピッチに立ったのみ。ベンチに含まれる試合は度々あるものの、途中出場は果たせていない。

一方、ベン・デイビスはさらに立場が危うい。今年1月の移籍市場でセンターバックの緊急事態を救うべく補強されたにも関わらず、公式戦での出場はいまだゼロ。今夏には出番を求めて、チャンピオンシップで戦うシェフィールド・ユナイテッドにレンタルで加入している。

ともにリバプールでの未来があるとは言えない状況にあり、今後の去就には注目が集まる。そんな中、好調を維持するウェストハム・ユナイテッドからの関心には心が躍るはずだ。

ナット・フィリップスはまさにモイーズ監督が好む空中線に強いプレーヤーであり、左利きのベン・デイビスはクレスウェルのバックアップを任せれる可能性がある。

それでも、補強の優先順位はバーンリーDFジェームス・ターコウスキーに向けられており、獲得オファーが断られた場合に限り、リバプールの2選手への動きを加速させる。

今回の報道がどこまで正確かはわからない。しかし、ウェストハムがセンターバック補強を目論んでいることは明白の事実であり、出場機会に恵まれず、しかも安価での獲得が望める両選手への興味を強めても不思議はない…

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