イタリア人ジャーナリストが明かす、2022年1月の移籍市場におけるリバプール補強プランとは?

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Italian journalist reveals Liverpool's plans for reinforcements in the January 2022 transfer window 移籍

昨年の夏に加入した新戦力は、昨季に緊急事態に陥ったセンターバックを本職とするフランスU-21代表DFイブラヒマ・コナテのみ。契約満了でチームを去ったオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの代役獲得の噂も賑わう中、移籍市場は終了を迎えた。

その後は、ハーヴェイ・エリオットが中盤で見事なパフォーマンスを見せたこともあり、メディアはフロントスリーの後継者獲得の話題にかかりっきり。カリム・アデイェミ(RBザルツブルク)やラフィーニャ(リーズ)、アルノー・ダンジュマ(ビジャレアル)らの名前が度々報道されている。

遂に1月の移籍市場がオープンとなり、ヨーロッパ各国のクラブが動きを見せ始める中、リバプールも取引を行うのだろうか?この冬での補強プランについて、また昨夏の経緯に関しても、移籍情報に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏が明かしている。

「リバプールは将来のためにもなるチャンスがあれば、そこに飛びつくだろう。」

「モハメド・サラーやサディオ・マネがアフリカ・カップのために離脱するが、半年間のためだけに選手と契約することは望んでいない。」

「ディオゴ・ジョッタのように、クレイジーな価格ではなく、高いスキルを持ち、ユルゲン・クロップ監督のアイデアに合った選手を見つけられれば、彼らは(移籍市場に)飛び込むだろうね。」

「もしも彼らがこのようなチャンスに出会えれば、取引を行うはずさ。リバプールは移籍市場でウインガーを優先的に探している。」

「リーズ・ユナイテッドFWラフィーニャやビジャレアルFW(アルノー・)ダンジュマのような選手たちを気に入っている。しかし、今年1月に彼らと契約するのは非常に複雑だ。」

「リバプールは昨夏イブラヒマ・コナテと契約し、機会があれば(ジョルジニオ・)ワイナルドゥムや(シェルダン・)シャキリの代わりになる選手を獲得しようと言っていた。しかし、クレイジーすぎる値段が付いており、現在のチームで戦うことを決めた。」

「だから、彼らが同じことをしても驚かないが、移籍市場は観察しており、選手たちの動向を追っている。1月に何が起こるか見てみよう。」

Anfield Watch

現時点では、ユルゲン・クロップ監督は現有戦力に満足していると何度も口にしており、無理やりに動く可能性は低そうだ。フロントスリーも今季はここまで健在で、いますぐに代わりを獲得しなければいけない状況にはない。

若手陣も成長を見せており、中でもコンバートされたハーヴェイ・エリオットの高い順応性やタイラー・モートンの急成長ぶりは、“中盤のダイナモ” ジョルジニオ・ワイナルドゥムが去った穴を埋めている。

時折プレッシングが物足りない試合もあり、ハイプレスを信条とする最終ラインの裏に簡単にパスを通されるシーンがないこともない。さらには、ファビーニョ以外にアンカー・マンを本職にする選手がいないのは心許ない。

ただ、シーズン途中のタイミングで、高額な金額を支払ってまで獲得しなければいけないとまでは言い切れず、リバプールが1月の移籍市場を静観しても納得できる。それでも、サポーターとしては補強を期待してしまい、ロマーノ氏が発言している通り、チャンスは巡ってくるのだろうか…?

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