契約延長交渉が難航!リバプールがユヴェントスFWパウロ・ディバラを今夏にフリーで狙う?

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Contract extension talks hit a snag! Liverpool to target Juventus player Paulo Dybala on a free transfer this summer? 移籍

セリエAで無類の強さを誇ったユヴェントスは、国内リーグ9連覇を達成するなどライバルチームに対して、圧倒的な力の差を見せ付けていた。インテル・ミラノやACミランら名門クラブが財政面で苦しみ、補強プランも計画性なく、自滅していったことも助けになった。

ただし、ここ2シーズンでの成績は雲行きが怪しくなってきている。アンドレア・ピルロ監督の指揮で挑んだ昨シーズンは4位に沈み、なんとかチャンピオンズリーグ出場権を手に入れたものの、ベテランも多いクラブは世代交代にも苦しんだ。

今季も強さが見られない。シーズン開幕前には、クリスティアーノ・ロナウドを半ば退団させ、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ中心のチーム作りを目指したが、同選手の負傷やFW陣の得点力不足など足枷になり、マッシミリアーノ・アッレグリ監督が復帰したチームは、後半戦の巻き返しに期待がかかる。

そんなユヴェントスはこの冬に大型補強を敢行。フィオレンティーナからセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチを獲得。昨シーズン後半戦から覚醒し、得点を量産し続ける大柄なフォワードに対して、7000万ユーロ(約90億円)もの大金を投じた。

この補強の影響を受けそうなのが、パウロ・ディバラ。契約延長を巡り、オーナー陣との確執も疑われる同選手の契約は今季終了時まで。残り6ヶ月を切っており、クラブ間合意なしにあらゆるクラブと交渉を行える立場にある。

『Tuttomercatoweb』によれば、リバプール含む複数クラブがフリーで獲得できるアルゼンチン代表FWに関心を示している。同選手側は、その能力に満足していると言われるリバプールからのオファーを待っているようだ。

今シーズンは23試合11ゴール4アシストと立派な数字を残しており、2015年からプレーするクラブで中心的な役割を担っている。テクニックレベルは他を圧倒し、左足から繰り出されるパスやシュートはレベルが高い。

ただし、リバプールがユヴェントスFWに動く可能性は低い。FCポルトからコロンビア代表FWルイス・ディアスを獲得しており、モハメド・サラーとの契約延長が最優先事項。実質フロントファイブとなるチームにおいて、さらなる高給取りのフォワードはいらない。

フィルジル・ファンダイクやアリソン・ベッカーのように弱点となっているポジションでもない上、28歳という年齢は気がかり。守備への切り替えや前線からのプレスに強みがあるとは思えず、ユルゲン・クロップ監督が嗜好するサッカーに適応できるか懐疑的だ。

まずはユヴェントスとの関係値を修復し、新たな契約締結が優先だろう。ドゥシャン・ヴラホヴィッチと見事に融合さえできれば、ふたたびセリエA首位も狙えるだけの実力を有している。はたして、ディバラはクラブ上層部を納得させ、希望する給与を手に入れられるだろうか…?

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