19歳のスペイン代表ウィンガーに対して、リバプールとマンチェスター・シティが関心を示す?

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Are Liverpool and Manchester City interested in the 19-year-old Spanish winger? 移籍

コロンビア代表FWルイス・ディアスが加入後、見事すぎるほどの活躍を見せ続けており、モハメド・サラーやサディオ・マネ、ディオゴ・ジョッタ、ロベルト・フィルミーノらが熾烈なポジション争いを繰り広げている。

それでもなお、リバプールはさらなる前線補強を目指し、ウェストハム・ユナイテッドFWジャロッド・ボーウェンやリーズ・ユナイテッドFWハフィーニャらへの関心が噂されており、モハメド・サラーとの契約延長問題もいまだに解決されていない。

『Fichajes』によれば、プレミアリーグで躍動するウィンガー陣に加えて、ビジャレアルに所属するスペイン代表FWジェレミ・ピノに対して、興味を強めているようだ。リバプール以外にも、マンチェスター・シティも熱視線を向けており、今夏の移籍市場で獲得レースが展開されるかもしれない。

昨シーズンにビジャレアルのトップチームに昇格したばかりの、弱冠19歳ウィンガー。小柄ながらも、足元に技術はスペイン人らしく卓越しており、リズムの良い小刻みなステップで相手を交わしていくドリブルは強みのひとつだ。

昨季は国内リーグ戦で24試合3ゴールを記録し、プレー時間をしっかりと確保。今シーズンも2年目のジンクスに悩まされることなく、ここまで26試合6ゴール4アシストを奪っている。一躍ラ・リーガ期待の星となっており、2021年10月にはスペイン代表デビューも飾っている。

チャンピオンズリーグでは、イタリアの雄アタランタやマンチェスター・ユナイテッド、ユベントスらとの対戦経験を培っており、ビッグクラブとの対決で着実に経験値を積み重ね続ける。

ただし、近年中の移籍は考えにくい。ジェレミ・ピノは、所属クラブと2027年までの長期契約を締結済み。ビジャレアルも売却を急ぐ必要性はなく、もしも移籍させるにもかなりの大金を要求することができる立場にある。

決してお金持ちではないリバプールにとっては、困難な取引になることは間違いない。さらには、スペイン代表FWが主戦場とする右ウイングのポジションには、若手のハーヴェイ・エリオットやカイデ・ゴードンらがおり、多額の移籍金を投じる必要もない。

つまりは、リバプール移籍はほぼあり得ないものの、資金力に富んでいるマンチェスター・シティならばあり得ない話ではない。フェラン・トーレスをこの冬に放出しており、同じくスペイン代表FWを代役の意味合いで獲得する、なんて言うストーリーもあるかもしれない。

非常に高い攻撃力を有し、ポテンシャル豊かなスペイン代表ウィンガーは、近い未来にプレミアリーグ上陸を果たす日が来るのだろうか…?

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