スティーブン・ジェラード監督は、シーズン途中でのアストン・ヴィラ就任…目まぐるしい日々を告白!

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Steven Gerrard takes over at Aston Villa mid-season ... Confessions of a giddy day in the life! レジェンド

現役時代はリバプールで素晴らしい活躍を見せ、脅威的な個人成績を残したスティーブン・ジェラード。マンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、チェルシーが強く、なかなかタイトルとは縁遠いキャリアだったが、チャンピオンズリーグやFAカップと制覇した大会はいずれも劇的な展開で優勝トロフィーを獲得している。

2015年までリバプールでプレーし、その後はアメリカに舞台を移して、2017年まで現役としてピッチに立った。ロサンゼルス・ギャラクシーで現役を終えた同選手は、古巣リバプールでユースコーチやU-18の監督を歴任。

2018年には、レンジャーズ(スコットランド)がリバプール・レジェンドに白羽の矢を立て、同クラブの指揮官に据えた。2021年11月まで監督を務め、昨シーズンはライバルのセルティックを全く寄せ付けず、勝ち点数は ”100” を超えた。

3シーズンで凄まじい強さを誇るクラブを育て上げた実績に、成績不振からディーン・スミス監督を解任したアストン・ヴィラが新たな指揮官として関心を寄せ、シーズン途中ながらもレンジャーズからの引き抜きに成功し、ついにプレミアリーグに舞い戻ってきた。

就任直後は一気にチームを立て直し、残留圏から脱出。最近でこそ、勝ち負けを繰り返している印象だが、来シーズンに期待をもたせるチーム作りを行っている。敵チームの監督として、アンフィールドでも指揮を執っており、その試合は世界中の注目を集めた。

レンジャーズ退任からアストン・ヴィラ指揮官就任、アンフィールドに監督として帰還…さまざまなイベントに溢れた時期を過ごしたジェラード監督は過去半年間を振り返って、慌ただしい日々だったが充実していたと、胸の内を明かしている。

「正直言って、めまぐるしい日々だった。」

 「本当にあっという間の出来事で、レンジャーズにいたかと思えば、次にはプレミアリーグで戦い、(アストン・ヴィラ監督として)アンフィールドに帰還したり、いろんなことがあった。でも、これまでの旅はとても楽しかったんだ。」

「ほんとに全てがあっという間に終わってしまい、振り返る機会もプレシーズンを過ごすチャンスもなかった。初戦まで3、4日しかなかったんだ。だから、そのスピードは現場で学ぶしかなかった。」

「だからこそ、今年の夏を楽しみにしているし、いい状態で夏を迎えられることを望んでいる。プレシーズンを充実させることは本当に重要だ。選手としてプレミアリーグを長くプレーしてきて、非常に多くのことを学んだが、経営はまた別軸だね。」

「サイドラインで指揮を執るのは、少し違う感覚だ。異なる監督のもとで、異なるスタイル、フォーメーション、戦術に対峙してプレーするたびに、できるだけ多くのことを学ぼうとしているんだ。」

Liverpool Echo

冬にはフィリペ・コウチーニョやリュカ・ディニュら代表クラスの選手たちを獲得し、今夏も慌ただしい移籍市場を過ごすかもしれない。引き続き、慌ただしい日々を過ごす可能性もある同監督だが、アストン・ヴィラをプレミアリーグの強豪へと導くことはできるのだろうか…?

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