2018年にリバプール加入。U-18やU-23チームを主体にプレーし、トップチームでも4試合に出場を果たしたオランダU-21代表DFキ=ヤナ・フーフェル。正確な足元の技術と落ち着いたプレースタイルで将来を嘱望されたものの、2020年の夏にウルヴァーハンプトン・ワンダラーズに放出された。
出番を求めての移籍だったが、スリーバックを敷くウルブス守備陣に適応できず、ウィングバックとしても期待されていたほどの結果が残せずに、ベンチを温める日々が続いた。今季の出場数は、リーグカップ含めてもたったの10試合。2シーズン通算でもわずか25試合に留まっており、来季の構想から漏れていた。
今夏の移籍市場では新天地を探していた同選手の新たなクラブが決定したようだ。ファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、キ=ヤナ・フーフェルフェルはPSVアイントホーフェンへのローン移籍が近づいており、今週中にはメディカルチェックが執り行われる。レンタル期間は、2023年6月までの1年間で、先週には両クラブの間で契約合意がなされていた。
Done deal. PSV Eindhoven are set to sign Li-Kana Hoever from Wolves on a loan deal until June 2023, medical will take place this week. Confirmed as reported last week. 🇳🇱🤝 #PSV
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) June 21, 2022
Walter Benítez, Hoever… and soon Savinho for new PSV manager Ruud van Nistelrooy. https://t.co/bjytgAI7zY
まだ20歳と若く、キャリアもこれから。ふたたびサッカー人生を取り戻すためにも、出場機会が増えるであろうクラブ加入はメリットが大きい。さらには、母国オランダであり、環境面でも問題なく、言語に困ることなく快適な生活が待っている。
昨シーズンはアヤックスに対して、勝ち点差 “2” でエールディヴィジ優勝を逃したPSVアイントホーフェン。来季からはルート・ファン・ニステルローイ新監督が就任し、国内リーグの覇権を奪い取り、チャンピオンズリーグでも勝ち上がりを目指す。
キ=ヤナ・フーフェルはふたたび輝きを取り戻し、チームの勝利に貢献できるか…注目していきたい！