昨シーズンもウルヴァーハンプトン・ワンダラーズで劇的ゴールを決めるなど、途中出場からミラクルを起こす男として、サポーターからも愛されたベルギー代表FWディボク・オリギ。チャンピオンズリーグを優勝したシーズンにおける準決勝と決勝での活躍で、一気にファンの心を掴んだ。
しかし、スタメン出場ではあまりインパクトを残せず、フロントスリーを脅かす存在になれず。さらには、ディオゴ・ジョッタやルイス・ディアスらが加入したことになり、序列は下がり続け、負傷でもないのにベンチ外で過ごす試合も多くなった。
そんなベルギー代表フォワードは、昨季でリバプールとの契約が満了。まだまだトップレベルでプレーできるだけの能力を有しており、その移籍先が注目されていた。そして、かねてから噂に挙がっていたACミラン移籍が確定。メディカルチェックが完了次第、正式発表が執り行われる。
Divock Origi joins AC Milan, here we go confirmed! Origi has just landed in Milano in order to complete medical tests and sign his long-term deal with Milan on a free transfer. 🚨🔴⚫️ #ACMilan
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) June 27, 2022
Origi has turned down Villarreal bid and also proposals from Bundesliga and PL clubs. pic.twitter.com/peuy2F4esh
ファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ディボク・オリギを巡る争奪戦には数多くのクラブが参戦していたようだ。ビジャレアルからのオファーを断った一方で、ブンデスリーガやプレミアリーグからも関心が届いていた。
ACミランでは、ベテランFWズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン代表)やオリビエ・ジルー(元フランス代表)らとポジション争いが待ち受ける。世代交代を睨んだ今回の補強で、昨季のセリエA王者は連覇を狙う…