元リバプールFWタイウォ・アウォニイが明かす、ウニオン・ベルリン移籍当時の心境とは!?

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Former Liverpool FW Taiwo Awoniyi reveals how he felt when he moved to Union Berlin キャリア

2015年にリバプールに移籍したナイジェリア人FWタイウォ・アウォニイは、労働許可が下りずにイングランド国内でプレーできず、ローン移籍を繰り返した。ドイツやベルギー、オランダでの数々のクラブを渡り歩いた同選手は、昨夏に650万ポンド(約9億円)で、昨季ローン移籍で過ごしたウニオン・ベルリンに活躍の場を求めた。

遂に完全移籍でホームとも呼べるクラブへの移籍を果たしたナイジェリア人フォワードは、昨年夏のタイミングで念願の労働許可を手に入れていたにも関わらず、ブンデスリーガ移籍となり、結局6年間にもわたり契約を結んだクラブでのプレーがないまま、アンフィールドを後にした。

タイウォ・アウォニイは、ブンデスリーガでストライカーとして開花し、今季も28試合13ゴールを挙げている。その実績を認められ、2021年10月にはナイジェリア代表にも初選出され、ここまで3試合で1ゴールを奪っている。

長年のローン地獄、さらには労働許可証を取得した瞬間での完全移籍。同選手はリバプールでプレーできるチャンスが巡ってきたタイミングでの決断を振り返り、リバプールでの日々は最高だったとしつつも、プレーできなかったことへの後悔を口にしている。

「サッカー選手として、嬉しいことも悲しいこともあったけど、リバプール時代はサッカー選手として最高の出来事のひとつだったよ。」

「僕はこれまで様々なクラブ、いろいろな国を渡り歩き、いろいろな雰囲気を味わった。そういったステージ、そうしたクラブでのプレーは長い物語だね。」

「それぞれのクラブで何が起こったかを説明するには、1時間以上座って話す必要があるかもしれない。」

「昨年、僕が退団を決めたとき、クラブ側には僕を残留させるか、別のレンタル移籍させるかという選択肢を持っていたが、プレミアリーグに残るチャンスは僕にとって十分なものではなかった。」

「ウニオン・ベルリンには行ったことがあるし、クラブが僕のことを知っているから完全移籍してみて、どうなるか見てみようと伝えたんだ。」

「リバプールでプレーできなかったことに失望しているかと問われれば、もちろんそうだ。何年もかけて取得した労働許可証を手に入れたとき、僕はここを離れた。」

「それを手に入れたのに、チームを去らなければならないのは悲しい。でも、人生は続く。僕たちは働き続けるんだ。」

SoccerNet

フロントスリーが君臨し、ディオゴ・ジョッタやルイス・ディアスもおり、例えリバプールに残留したとしても、出番には恵まれなかっただろう。選手としては最適な決断を下したナイジェリア代表フォワードは、ドイツで進化を遂げ続けた。

そしていま、ノッティンガム・フォレスト移籍が決定。念願のプレミアリーグでのプレーを手に入れた同選手は、イングランドで自慢のフィジカルと得点感覚を発揮できるだろうか…?

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