新たなミッドフィルダー探しを進めるリバプールだが、移籍期限は迫っている。ルベン・ネヴェスやコンラート・ライマーらの名前がメディアを賑わせる中、獲得候補として新たな実力者の名前が浮上してきた。
マテウス・レアル氏(ブラジル人ジャーナリスト)によれば、リバプールは同じくプレミアリーグで戦うアストン・ヴィラに所属するブラジル人MFドウグラス・ルイス獲得を成立させるため、2000万ポンド(約28億円)でのオファーを提示したと報じている。
2017年にヴァスコ・ダ・ガマからマンチェスター・シティ移籍を果たした同ミッドフィルダーだが、マンチェスターの地では出番に恵まれず、2年後にアストン・ヴィラに新天地を求めた。新たなクラブではレギュラーを掴み、115試合に出場し6ゴール8アシストを記録。
ボール奪取能力に優れ、ブラジル人らしいテクニックを兼ね備える。中盤にインテンシティをもたらし、激しいプレッシングも継続的に行える。スティーブン・ジェラード監督がプレシーズンから指揮を執る今シーズンはスタメンを外れており、絶対的な地位を追われている。
とは言え、プレミアリーグ第4節ウェストハム戦では先発出場を果たし、貴重なチームメンバーとして移籍期限が迫るこのタイミングで放出するのはチームプランに影響を及ぼしかねない。開幕戦から調子が上がらず、サポーターからの批判も相次ぐ同クラブにおいて、主力級選手の放出はさらなる批判を招くかもしれない。
はたして、リバプールは新ミッドフィルダーとしてアストン・ヴィラMFを補強するのだろうか…?締め切りのその時まで目が離せない展開が続きそうだ…