シャルケに加入したオランダU-21代表DFは、ブラックバーンでメディカルチェックを完了していた!?

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The Dutch U-21 defender who joined Schalke had completed a medical check at Blackburn! 移籍

約1年半に渡り、プレストン・ノースエンドで武者修行に励んだ元ズヴォレDFセップ・ファン・デン・ベルフ。本職のセンターバックだけではなく、右サイドバックや右ウイングバックでも起用され、イングランド・サッカーにも慣れ、着実なレベルアップを実現。

プレシーズンにトップチームに帯同。決して多くの試合でチャンスがあったわけではないが、出場した試合では成長したプレーぶりを披露し、慌てずにボールをキープし、中盤に繋ぐ姿はナサニエル・フィリップスよりも総合力が高いようにも思える。

ところが、センターバック陣における序列で6番手。怪我人が出たとしても試合に出れる可能性が低い状況。さらなる成長を求めて、トップチームでプレーできる環境を探していたオランダU-21代表DFは、ブラックバーン加入が迫っていた。

その後、リバプールに怪我人が続出。イブラヒマ・コナテが負傷している中、ジョエル・マティプまで離脱してしまい、実質的に4番手になった同センターバックはベンチ入り。そうこうしている内に、時間が経ち過ぎてチャンピオンシップ移籍が白紙に。

ピッチに立つことはなく、マティプが負傷から戻り、陣容が揃ったリバプールは同選手をシャルケにレンタルで放出。現在は日本代表DF吉田麻也とパートナーを組み、加入直後から3試合連続スタメン出場を果たしている。

ブラックバーン移籍は両クラブが合意していただけではなく、メディカルチェックまで済んでいたと明かしたのは、同クラブでフットボールディレクターを務めるグレッグ・ブロートン。クラブの公式サイトで、移籍を巡る動きを細かく説明した。

「彼がここにいたことは公然の事実で、メディカルチェックを受け、メディアチームとのインタビューや写真撮影を行った。」

「リバプールでは怪我人が続出していて、こちらですべて済んでいたにもかかわらず、彼らはサインする準備ができていなかった。」

「(負傷状況が)終わりに近づくにつれ、リバプールはホームで9-0で勝利し、我々は取引が早く実現する可能性があるという電話を受けた。」

「しかし、シャルケが一夜にしてACミランに選手を売り込み、事態は再び動き出した。」

「我々はセップの決断を待つ用意はなく、ドム・ハイアムとクリントン・モラの両選手を連れてくるために迅速に動く必要があったんだ。」

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