アルネ・スロット体制でクロップ時代とは少しボールを繋ぐプレースタイルの確立を狙うリバプールは、この夏の移籍市場においてテクニックに優れる守備的ミッドフィルダーを求め、レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディ獲得に迫った。
結局は誰も中盤に新たな選手を連れてくることが叶わなかったが、依然として中盤の底を任せられるミッドフィルダーの後を追っており、スペイン代表MFにも関心を示している。しかし、他にもメディアでは様々な選手の名前が報じられてきた。
その中のひとりが、ジェノアに所属するデンマーク代表MFモルテン・フレンドルップ。同選手獲得に向けた動きが本格化することはなかったが、23歳のミッドフィルダーはリバプール移籍の噂に喜びを明かしつつも、今夏にクラブを変えることは考えていなかったと語った。
「リバプールでとても嬉しい。」
「言うまでもなく、ビッグクラブだけど、具体的な関心とは程遠い。僕にとっては、可能な限りうまくやることがすべてなんだ。だから、それ以外のことはすべて僕の代理人がやらないといけないんだ。」
「ジェノアに来ることができて本当に幸せだよ。自分が成長できて、多くのプレータイムを得られる。本当にいい場所だと感じている。」
「この夏に移籍することは考えていなかった。」
「興味があるのはいつも嬉しいことだけど、できるだけうまくやることが大事で、それが何をもたらすかを見極めないといけないんだ。」
Tipsbladet
現時点で、リバプールが同選手に対して本腰を入れるとは思えない。この冬や来年の夏にも、オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフとレギュラー争いを行えるプレーヤーの確保を目指しており、近く誰かしら中盤に加わる見通しだ。
はたして、それがデンマーク人ミッドフィルダーになるのだろうか?もしくは、大本命のスペイン代表MFに再チャレンジするのだろうか…?