リバプールと新たな契約が締結できなければ、ディフェンスリーダーでもあるオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクはアンフィールドを離れる。選手側はクラブ残留を希望していそうだが、論点は条件面で折り合いが付けられるかどうかにかかっている。
契約が最終年になる前からマージーサイドのクラブは、33歳のセンターバックの後継者を探し求めている。スポルティングDFゴンサロ・イナシオを始め、実に多種多様なディフェンダーとの関係が噂されてきた。
海外メディア『TEAMtalk』によると、リバプールはノッティンガム・フォレストに所属する21歳のDFムリージョもリストアップしており、来年の移籍市場において、同じくプレミアリーグのチェルシーとの争奪戦に発展する可能性があるようだ。
昨年の夏、コリンチャンスからイングランドに渡った22歳のブラジル人センターバックは、初めてのイングランドのリーグにもすぐに適応。今季も絶対的なレギュラーの座を確保しており、開幕のボーンマス戦からスタメン出場を続けている。
足元のテクニックにも恵まれ、現代的なディフェンダーに求められる能力を高いレベルで持ち合わせる。ブラジル代表の経験こそないが、近い将来に招集がかかっても不思議ではない。
今夏の移籍マーケットが始まる前にも同選手の名前は挙がっていたものの、加入初年度から定位置を掴み取った同選手を簡単に手放すわけもなく、ロンドンのクラブからオファーが届いていたようだが、ノッティンガムに残った。
リバプールが本気で狙っているかはわからないが、人気銘柄であることは事実。はたして、ムリージョは来年にもステップアップを遂げるのだろうか…?