オランダのアイントホーフェンに生まれ、地元のPSVアイントホーフェンで育った長身FWコーディ・ガクポ。エールディヴィジでは通算106試合で36ゴール39アシストを記録すると、2023年の冬、リバプールに引き抜かれた。
ユルゲン・クロップ監督時代にはセンターフォワードや攻撃的ミッドフィルダーなどユーティリティプレーヤーとして起用された一方で、アルネ・スロット監督は左ウィンガーに固定。PSVアイントホーフェンやオランダ代表での良さを取り戻し、モハメド・サラーに次ぐ得点源となっている。
アンフィールドでの生活は早くも2年が過ぎた。オランダ人のアタッカーは、リバプールでプレーできていることに大きな喜びを抱いていると綴りつつも、地元にも似たような感覚を持っていると明かした。
「突拍子のない夢に向かって旅立ったとき、それがいつどのように実現するのか見当もつかないのに、最終的にすべてを振り返ると、それらが運命のように感じられるのは不思議なものだ。」
「リバプールにいるのが大好きなんだ。ファンの熱狂ぶりは聞いていたけれど、実際に体験してみるとやはり衝撃的だった。ゴールのたびに興奮するのは、ワールドカップに似ている。そして不思議なことに、この地にいると、アイントホーフェンやロメにいるときと同じような感覚を覚えるんだ。」
「まるで我が家のようだ。」
Players’ Tribute
オランダ代表でもレギュラーに定着しており、さらなるステップアップを遂げる25歳のフォワード。ゴール前での得点感覚はもちろんのこと、切り込んで上げるクロスも精度が高く、アシストでもチームの勝利に貢献してきた。
プレミアリーグやチャンピオンズリーグで好調を継続するチームの原動力ともなり、今シーズンの栄冠を勝ち取るためにも今後の活躍には期待がかかる。
はたして、コーディ・ガクポは好きなクラブとともに、イングランドの頂点に輝けるのだろうか…?