2022年の冬、ポルトからリバプールに加わったコロンビア代表FWルイス・ディアスは瞬く間に主力に定着。持ち前のドリブル技術やスピード、献身性などを武器に、ユルゲン・クロップ時代から多くの得点に絡んできた。
アルネ・スロット監督に代わってからも主軸の立ち位置は変わらず、センターフォワードでもプレーするなどポジションの幅が広がった。サイドに張るだけではなく、時々中盤まで下がって、パスの供給にも携わる。
昨季は50試合で17ゴール8アシストと、アンフィールドでのキャリアで最も成功したシーズンを送った。ところが、リバプールからの退団の噂が頻繁にメディアを賑わせており、バルセロナやサウジアラビアから根強い関心が残っている。
ピペ・シエラ氏(コロンビア人ジャーナリスト)は、同国出身のフォワードの現状について言及すると、リバプールからの契約更新の話は立ち消えており、クラブ側のアプローチなどに対して、ディアス陣営は不満を溜め込んでいると発言した。
「ルイス・ディアスの契約更新に対するリバプールの関心は消えたようだ。」
「リバプールでの選手生活継続は保証されていない。」
「ディアスとその側近はリバプールに不満を抱いている。」
「ディアスに近い情報筋によれば、このような事態は今に始まったことではなく、彼らの不満は深まるばかりだという。」
「選手も側近も、クラブのアプローチや彼の将来に関する最近の決定を理解するのに苦労している。」
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2027年6月まで契約を結ぶ28歳のウィンガーをまとまった金額で売るためには、この夏が最後のチャンス。来年からは新契約締結なしの場合、移籍金の減額が想定される。
バルセロナはすでにニコ・ウィリアムズにターゲットを変更しており、コロンビア人ウィンガー獲得に動き出す可能性は低い。残るはサウジアラビアのクラブだが、資金力のある彼らにとって、高額な移籍金でのオファーは現実味のあるストーリーだ。
はたして、ルイス・ディアスはアンフィールドを離れて、サウジアラビアで新たなキャリアをスタートさせることになるのだろうか…?