オランダからやってきたファン・ダイク2世 – セップ・ファン・デン・ベルフ

スポンサーリンク
リバプールでプレーするセップ・ファン・デン・ベルフ スター候補生

今回はリバプールの将来を担うかも、いや担ってもらわないと困る逸材。2019年夏にオランダのPECズウォレから加入したU-19オランダ代表「セップ・ファン・デン・ベルフ」を紹介。

ズウォレで生まれ育った好青年(だと思ってる)で、2018年3月11日地元クラブであるズウォレでFCグローニンゲン相手にトップチームデビューを飾っている。

プレーの前に、個人的な一押しポイント。インスタグラムで彼女との写真を複数枚載せており、それらがなんとも仲睦まじい。投稿が決して多いわけではなく、最近は練習風景などが割合を占めるきらいがあるが、もっともっと私生活を載せて欲しいところ。

この投稿をInstagramで見る

Alweer 1 jaar met kleine ❤️

Sepp van den Berg(@seppvdberg_)がシェアした投稿 –

【基本情報】

名前:セップ・ファン・デン・ベルフ(Sepp van den Berg)

誕生日:2001年12月20日

出身:オランダ オーファーアイセル州

ポジション:センターバック

経歴:ズウォレ → リバプール

プレースタイルはまさに近代的なセンターバック。ポジショニングや読みが良く、ピッチ全体を俯瞰で見て、次のプレーを予測して行動できるタイプ。足元の技術にも優れ、長短のパスも巧みに使い分けれる一方で、スピードや対人にも強みを発揮できる。いわゆる万能タイプ。

リバプールとしては同郷のフィルジル・ファン・ダイクの長期的な後継者として獲得したことは明確であり、将来的にはすでに活躍しているジョー・ゴメスとの強固なセンターバックラインを構築することが期待される。

プレミアリーグで戦うにはまだまだ線が細い。ワトフォードのフォワード トロイ・ディーニーなんかとぶつかり合ったら、今のままでは簡単に吹き飛ばされそうである。色んなプレーシーンを見ていくと、プレースタイルはファン・ダイクというよりも、マンチェスターシティのジョン・ストーンズに似ている。

ファン・ダイクのようなガチのぶつかり合いで空中を制するのではなく、うまく相手をいなして交わしながらもボールを奪う。頭を使ったプレーができ、万能タイプで足も長いからできる芸当だろう。

今後の課題は?

今後の課題はやはり身体作りと戦術理解。プレミアリーグで1年間通して戦える体力と筋力を付けることが先決。他方、ゲーゲンプレスではセンターバックが的確な指示出しや最適なポジションを取らなければいけない。つまり、フォワードやミッドフィルダーがプレッシングを行なっている時に、どう動き、どう相手のパスの目を積むのかを学ばなければいけない。頭の良い選手である…すぐに習得するだろう。

前がかりになりやすいセンターバックの後方をどのようにカバーするのか。相手にオフサイドトラップを突破された時には、どのような間合いで詰めると相手は攻撃しづらいか。ゲーゲンプレスの原則を理解しないことにはどうしようもならない。

とはいえ、オランダ語が母語のディフェンスリーダーが健在である。時にはワイナルドゥムも助けてくれるだろう。彼ら先輩のプレーを間近で観察できる環境は圧倒的な糧になり、将来的には新たなディフェンスリーダーになってくれることを期待している。

スター候補生
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
タイトルとURLをコピーしました