リバプールで4シーズンにわたり100試合に出場したジェイソン・マカティアが、移籍が噂されているジェイドン・サンチョに関して、本人とリバプールにとって、素晴らしい取引になるだろうとしている。
今月の移籍市場でチェルシーなども狙っていると噂があり、ドルトムントとも関係が良好ではないと伝えられるサンチョだが、マカティアは冬の移籍市場での獲得を勧めている。
現状はフロントスリー(サラー、マネ、フィルミーノ)が前線の3枚をきっちりと定位置をキープしており、秘密兵器としてオリギが控える。南野やシャキリの存在を考えると、そこまで急務とは言えないが、フロントスリーと控え組との間に大きなギャップがあることも事実。
スタメンが確約されていないクラブへの移籍が魅力的かはわからない。ただ、サンチョのクオリティはタイトルチャレンジに向けて、的確な補強になるとマカティアは明言。
サラーやマネを休ませる、もしくは怪我などがあった時を考えると、是が非でも欲しい逸材。ただ、プレミアリーグ強豪とのマネーゲームになる可能性も高く、適正価格にこだわるリバプールにとって、おいそれと支払える移籍金ではないことは確かだ。
「すでに南野を獲得しており、ユルゲン・クロップが今冬の移籍市場で動かざるを得ないプレッシャーを感じているとは思わない。ただ、もし選手を1人獲得するなら、それはジェイドン・サンチョになるべきだ。」
「サンチョはクロップが好むタイプの選手だと思う。若く、とてつもないポテンシャルを秘めており、クロップサッカーのシステムにも問題なく適応できる。それに、トレント・アレクサンダー=アーノルドのように、クロップの元で急成長できる要素を兼ね備えている。」
マカティアはこのように付け加えて、サンチョとクロップを絶賛している。
ドルトムントがどこまで移籍金で譲歩できるか、さらにはどれだけのクラブが実際に交渉の席につくのか。すべてはこの2点にかかっており、スカウティングチームが適正でないと判断した時、リバプールはサンチョ獲得レースからすぐにでも脱退する。