リバプール出身MFはプレミアリーグ2で14試合に出場し、9ゴール5アシストと大暴れ。プレミアリーグデビューも飾り、初ゴールも決めたジョーンズが今シーズンのプレミアリーグ2最優秀選手に選出された。
FAカップではエバートン相手に素晴らしいミドルシュートを決め、リーグ再開後はトップチーム帯同した期待の若手は、ビリー・ギルモア(チェルシー)やジャマル・ヘクター=イングラム(ダービー)、リアム・カレン(スウォンジー)、レイハーン・タラク(ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン)、ネイサン・ホランド(ウエストハム)らを抑えての受賞となった。
カーティス・ジョーンズがLFC公式インタビューに答えた内容から一部抜粋しご紹介。意訳なので、細かな表現が異なる箇所もございますが、ご了承ください…
Q)プレミアリーグ2最優秀選手賞、受賞おめでとう。率直な感想はいかがですか?
A)僕にとって大きな価値があるね。ファーストチームでの最高のシーズンを楽しめたし、U23でも常に100%を出せるように努力した。ニール・クリッチリーやティム・ジェンキンス、バリー・ルータス含むU23やU19に関わってくれているスタッフには感謝しないといけない。チームメイトにも感謝しているし、良いチームメイトに恵まれた。ほんと興奮しているよ。
Q)U23とU19で17ゴールを決めて、ファーストチームで決めた3ゴール含めて20ゴールになりました。この結果に満足してますか?
A)アレックス・イングルソープやクリッチリー、ルータスと練習に取り組んでいた数年間はもっと得点を決めたかったし、練習でも常にゴールを意識していた。スティーブン・ジェラードとのシーズンを経て、U23に昇格。最初の頃は望んでいたほど試合に出れなかったけど、チームの一員として扱ってくれたスタッフ陣にはいまでも尊敬している。昨シーズンは十分な試合数をこなせたし、重要な役割を担っていると感じれた。チームメイトが僕に期待していると実感できたし、スタッツ面でも求められた数字は残せたと思う。だから、17ゴール、ファーストチーム含め20ゴール…もっと決められればいいね。
Q) U23キャプテンからプレミアリーグ優勝。チェルシー戦でユルゲン・クロップが途中出場させ、優勝メダルが確定したときの気持ちは?
A)今シーズンはプレミアリーグ優勝に向けてチャンスがあって、少しでも試合時間が得られるように祈っていたよ。優勝メダルよりも、試合に出場して、経験を積んで、できることを示すことに集中していた。リーグが中断して、その時点でさらに3〜4試合の出場が必要だった。監督やコーチ陣がどんな人物か知っているし、彼らが出場させたい、もしくはメダルを与えたいと思うかは彼ら次第。そんな状況で、ピッチでプレーする機会を得れた。「彼は子供で、残り1試合で、優勝メダル授与の条件にはあと1試合が必要」と言われるのはいいけど、その裏でどれだけ努力しているかをみんな見ているわけではない。トップチームで試合に出れて、ゴールも決められた。U23でも良いプレーを披露し、正しい姿勢で試合に臨めた結果、幸運にもプレミアリーグ2最優秀選手賞を受賞できた。ハードワークや決意、正しい姿勢が報われたと思ってる。監督やスタッフ人には感謝しかないし、もっと貢献したい。
Q)リバプールファンとして、また選手として、表彰台でキャプテンのジョーダン・ヘンダーソンが優勝トロフィーを掲げた瞬間はどれほど特別でしたか?
A)いつも応援してくれるファンの存在は大きいし、彼らの声援で前進できる。でも現在のような難しい環境下ではルールに従い、安全に優勝を祝うのが正しかった。とはいえ、信じられない気持ちだし、この感情は言葉に表しきれないよ!
Q)アーセナル戦でPK獲得、エバートン相手のFAカップでの決勝弾、アンフィールドでのシュルーズベリー戦でキャプテンを任されるなど…落ち着いて考えて、起こったで出来事を信じられますか?
A)信じられるし、信じられないね。ピッチ外では謙虚でいるつもりだけど、フットボールのことになると良いプレーができると信じている。ピッチに立つ時はいつも全力を出し切るつもりだし、次にステップアップするために必要な「何か」を示せるように取り組んでいる。物凄い早さで、ほんとに色んなことが起きたから驚いた部分もあるけど、次に何が起こっても準備はできているし、これまでも成功するためにしっかりと準備してきた自信はあるよ。