リオデジャネイロに本拠地を構えるヴァスコ・ダ・ガマに所属するタレス・マグノ。昨年U-17ワールドカップに優勝したブラジルU17代表の一員として貢献したブラジルFWマグノ獲得に向けて、所属クラブに問い合わせた模様で、獲得レースの先頭に立っている。
将来有望で大柄なストライカーは、前線のポジションならどこでもこなせるユーティリティ性が大きな魅力。非常にテクニックが高く、ネイマールと比較されるほど。17歳にも関わらず、トップチームで15試合に出場しており、強力なフロントスリーに取って代わる未来のスター候補。
ACミランやバルセロナ、チェルシー、PSG、レアル・マドリードなど各国強豪クラブがこぞってモニターする中で、リバプールがマグノが望む移籍先のようだ。ロベルト・フィルミーノやファビーニョ、アリソン・ベッカーと同郷選手が主力を務めていることも心強い要因だろう。
PSGに在籍するマルキーニョスらブラジル人選手の多くのエージェントを務めるジュリアーノ・ベルトルッチによると、2022年まで契約を残しており、リリース条項が4800万ユーロ(約62.4億円)に設定されている。しかしパンデミックの影響により財政が悪化しており、割安での放出が避けれないかもしれない。2000万ユーロ(約26億円)が移籍容認ラインか。
リバプールもCOVID-19での影響を多大に受けており、かねてから相思相愛だったティモ・ヴェルナーを逃しており、ヨーロッパでの実績がないものの、高いポテンシャルを秘めたブラジル人FWは最適なオプションになり得る。