昨シーズンのプレミアリーグ…4度にわたる監督交代の影響か、チャンピオンシップへの参加が決まったワトフォード。リバプール戦で大暴れしたイスマイラ・サールは、それまで続いた無敗優勝の達成を阻んだ選手であり、クラブの降格に伴い獲得の噂が加熱していた。
即戦力と言えば、ギリシャ代表コスタス・ツィミカスの獲得のみに留まっているだけに、新戦力への期待を大きい。チェルシーが大型補強を立て続けに行い、戦力だけで言えば、プレミアリーグ優勝も狙える。マンチェスター勢も有名選手の獲得が迫っているようで、補強だけで見ると物寂しい。
そんな状況下で、スタメンの座を争えるかもしれないセネガル代表FWサールの獲得が迫ってるようだ。複数クラブが興味を示す中、リバプールがワトフォードの希望額である3500万ポンド(約49億円)を支払う準備ができた模様。
同じく噂に上がっているアダマ・トラオレ(ウルブズ)よりも獲得希望リストでは上位に位置しており、クロップ監督もお気に入りの選手がアンフィールドへと本拠地を移すのも可能性がだいぶ高まっている。
ワトフォードFWも移籍には前向きで、来シーズンもプレミアリーグを舞台にプレーしたい思いが強い。もしこの移籍が実現した場合、リアン・ブリュースターをローンで貸し出す可能性も考えられるし、シェルダン・シャキリやディボク・オリギ放出の報道が加熱を帯びるかもしれない。
9月12日リーズ・ユナイテッドとの初戦までに新戦力の加入はあるのか…リバプールサポーターにはとっては注目点であるものの、現有戦力も十分に頼もしいのは、安心できる材料だろう。