移籍完了!連日の補強はウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFWディオゴ・ジョッタ

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Welcome to LFC - Jota 移籍

昨夜チアゴ・アルカンラタのクラブ間合意に熱狂したリバプールファンだが、その熱が冷めやらないうち、シニアプレーヤーとしては3人目となる補強を完了させた。ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ(通称ウルブズ)に所属するポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ(23歳)が赤いユニフォームに袖を通すことが決まった。

移籍金は4500万ポンド(63億円)で、5年契約を締結した。初期費用は4100万ポンド(約57.4億円)が支払われ、出場回数やチームの成績いかんで追加400万ポンド(5.6億円)がウルブズへと振り込まれる。同じチームではアダマ・トラオレの名前が盛んに取り上げられており、ワトフォードFWイスマイラ・サールへの関心を強めていた中でのジョッタ獲得は少々面を喰らった。

同時に、2年前にアヤックスから加わったオランダU18代表DFキ=ヤナ・フーフェルのウルヴァーハンプトン・ワンダラーズへの入団が発表された。総額1350万ポンド(約18.9億円)で、まずは900万ポンド(約12.6億円)が支払われる。450万ポンド(6.3億円)が条件次第で支払義務が発生する。加えて、次回移籍金の15%がリバプールへと支払われる予定。

スカウトチームは2シーズンに渡り、成長を見守ってきた。ユルゲン・クロップ監督はポルトガル代表FWの大ファンらしく、決断力や決定力、ワークレートに優れ、戦術理解力も高さもクロップ監督が惚れ込んでいる。フロントスリーのどのポジションでもプレーできる柔軟性もまた評価が高い。

ひとまずはサディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラーのバックアップとしての活躍が待ち望まれる。その後は選手としてのピークを迎えつつあるフロントスリーに取って代わるスタメンになってくれると期待したい。

イスマイラ・サールへの興味は完全に冷め切ったようで、ワトフォードとの交渉が頓挫した。4000万ポンド(56億円)とも言われる要求額が、リバプールの評価額との差が開きすぎた。支払方法なども受け入れ難く、交渉は直ちに中止され、ジョッタへと全神経を注ぐ運びになった。

ツィミカス、チアゴ、ジョッタと実力者を加えることに成功したリバプールは、人員整理を迫られる。費やした金額を補填するためにも、戦力外選手のほか、バックアップ候補の放出が今後1ヶ月で立て続けに発表されるはずだ。

ハリー・ウィルソン、マルコ・グルイッチ、ナット・フィリップス、ロリス・カリウスは戦力外で、完全移籍濃厚。リアン・ブリュースターやディボク・オリギにも移籍の可能性がある。考えたくはないが、ジョルジニオ・ワイナルドゥムにも動きが出てくるかもしれない。

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