フィルジル・ファンダイクとジョー・ゴメスの穴を埋めるべく、オランダU-21代表CBスヴェン・ボットマンが獲得リストに追加か?

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Sven Botman on LFC radar? 移籍

アヤックスのアカデミー出身で、LOSCリール・メトロポールに所属するDFスヴェン・ボットマン。ふたたびオランダから出てきた期待の逸材に、リバプールが獲得に向けて、スカウティングを続けている。

ご存知の通り、リバプールはフィルジル・ファンダイクとジョー・ゴメスの主力センターバック2名が長期離脱中。ジョエル・マティプも怪我がちであり、ファビーニョが素晴らしいプレーで穴を埋めている。さらには、若手CBナサニエル・フィリップスとリース・ウィリアムズも見事なパフォーマンスで応え、ギリギリの戦いを続けている。

少しでもセンターバック陣の負荷を軽減し、まだまだ続く厳しいスケジュールの中で、さらなる負傷も検討に入れないといけないため、そこに備えて枚数も揃えていかないといけない。即戦力クラスから安価で獲得できる選手まで、数多くの選手がリバプール加入を噂され、真相は霧の中。獲得ターゲットすら有力な情報が出てこない現状。

そうした中で、新たなるセンターバックの獲得候補として、スヴェン・ボットマンが加わった。貴重な左利きに加え、1m95cmと高身長で、対人守備に秀でている。足下も申し分なく、高いキック力から繰り出されるロングフィードなど長短のパスで最終ラインから攻撃を組み立てていく。

一方で、スピードには難がありそうだ。高いディフェンスラインを維持するリバプールにおいて、オフサイドをかけられなかった際には、抜け出した選手に追いつくのは難しいだろう。判断スピードについても、リーグ・アンと比べ、圧倒的に早い試合展開のプレミアリーグへの適応には時間がかかる可能性は否めない。

プレーぶりを見ていると、リバプールレジェンドのひとり…ダニエル・アッガーを思い出す。恵まれた体躯に加えて、威力抜群の左足を兼ね備える。足は決して早くないものの、クレバーな選手で、的確なポジショニングで、プレミアリーグのスピードに素早く適応した。中盤付近から左足を振り切って決めた超弾丸シュートは、今でも語り草である。

今シーズンにリールへと移籍した元アヤックスCBは、スタメンの座を確保し、ヨーロッパリーグ含め23試合に出場している。リーグ戦に関しては、全試合フル出場を果たしており、スター軍団パリ・サンジェルマンを差し置いて、2位に付けるチームの中心として活躍。6ヶ月間のプレーにも関わらず、トップクラブから興味を引くほどの人材へと成長した。

4500万ポンド(約63億円)以上の移籍金を臨むリールだが、新型コロナの影響による収入減を理由に、2700万ポンド(約37.8億円)での移籍を了承するだろうと予測されている。ただ、交渉自体は進んでいる様子はなく、あくまで噂レベルに留まっている。

半年前に加入したばかりのクラブを、しかも好調を維持している中で、別のリーグに移るのは考えにくい。本人としても、トップチームで先発を座を射止め、チームからも信頼されている状況下で、次なるチャレンジに目を向けるのは難しい。

リールも、リーグ・アン優勝を狙える位置におり、このタイミングで主力選手を放出はしないはず。そう考えると、今冬の移籍市場での獲得はまずあり得ない。それでも、将来性に富むDFボットマンが、近い未来にアンフィールドでプレーしていても、なんら不思議ではない。

果たして誰を獲得するだろうか?まもなく真相が明らかになるはず…

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